アイシテル？ (ページ7)

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岡崎の6人と言ったらページ7

？「…律………律！！」

『うーん、、、、』

？「………律！」

『…誰～？』

誰かがわたしを呼んでいる
朝日の眩しさと、タバコの匂い
温かいぬくもりの中にどこか嗅ぎ慣れた甘い匂い
眠い目を擦りながらうっすらと目を開ける

ジ「…律、ジンだよ早く起きろ」

『ん…ジンくん…？なに、どうし……』

目の前にはカワグチジン
そしてわたしはベッドの上で彼の腕の中にいた

ジ「やっとお目覚めか、お姫さん」

わたしが起きたのを確認するとジンくんはそっと離れ
自分のスマホ画面を私に見せた

ジ「あと40分で新幹線でるけど、どうする？」

半分夢心地だったのが
その言葉で、一気に現実へと引き戻された

『ちーーーこーーーくーーーだあああああああ』

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『朝から最悪すぎる…』

なんとか乗れた新幹線
隣にはカワグチジン
なにが最悪だって、寝坊もそうだし
朝のあの、、、思い出すのはよそう

ジンくんによると
時間になっても起きて来ず、仕方なく起こしに行ったら
寝ぼけた私に抱きつかれたと
過去にも同じようなことを、マホトでやらかしている
次は気をつけなきゃって思ってたのになあ…

ジ「いつまで気にしてんだよ」

窓の外を見ていたジンくんが
可笑しそうに、こちらを見てくる
ああそういえば起こしてくれたお礼言ってない

『…起こしてくれてありがと』

ジンくんは少し驚いたような表情をするも
すぐにまた窓に顔を背け

ジ「どーいたしまして」

とだけ呟いた

_____________________.....

無事、岡崎駅に到着し
改札を抜けるとそこには
緑色の彼、そう東海オンエアのメンバー
としみつが赤い車の前に立っていた

『あれ、としくんかな？』

ジ「逆にとしみつでしかないだろ」

ジンくんは、わかってますよと言わんばかりに
私の荷物を持ってくれた

身軽になった私は、一気に走り出す