アイシテル？ (ページ40)

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へ「俺らがこのこと知ってるって、絶対に言うなって
今回ジンくんが、あやなんに連絡したことも…言うなって…」

じゃあ、あーちゃんは知っててわざわざ私を呼び出してくれたってこと…？

『どうして絶対に言うななんて…』

それは…といいかけた相馬さんが、口を紡いだ

相「俺らから言えるのは、ジンくんが1番律のこと心配してたよってしか、、、」

へきほーも相馬さんも黙ってしまった

つまり、私が最近元気ないのを3人はずっと心配してくれてて
その時ジンくんは偶然あのツイートを発見して、それが原因かもしれないと疑った。
ジンくんたちのことだから、落ち込んでる原因云々より
とにかく私を元気付けようとあーちゃんに連絡してくれたって感じだよね。

あーーーー、もう何やってんだろう私！！

すーっと深く息を吸った私は
2人にぎゅっと抱きつく

『2人とも、ここんとこずっと心配かけてごめん！！
そんでもって、私今までずっと
へきトラハウスのメンバーとして、本当に不甲斐なかった
こんなわたしを、否定もせず、ずっと守ってきてくれてありがとう！
これから、もっともっともーーーーっとめっちゃくちゃ頑張るから、、、』

勢い付けて言い出したらいいものの
途中で言葉が詰まってしまった

『っがんばるっ、から、、っっ、、、だ、だからっ、っ、、』

2人は目をまん丸くして、私を見つめる
どうして私は重要な時に限って言葉詰まるんだろう

『うう～～っ、、、また、っ、うまく言えなくなっちゃった、ごめんなさいぃぃっ』

泣き出してしまった私に、
2人は見開いていた目を細め、
仕方ないな～、なんて笑って

へ「最後まで言えなくなっちゃうあたりが律ちゃんらしいっすね！」

相「もお～、律がメンバーに入るって決まった時から、俺らはどんなことでも受け止めるって覚悟きめたんだからねー？」

と言って背中をポンポンと叩いてくれた

『ありがとう、みんな好きいいいい』

2年近く一緒にいるのに、わたしは本当に何もわかってなかった
私をこの世界に導いてくれたマホトを始め、リスナーのみんなもそう、同じYouTuberのみんなもそう、他にもいろんな人が私を支えてくれていた。
何よりも、相馬さん、へきほー、ジンくんは私にとってかけがえのない存在だと言う事を

『ジンくんに会ってくる』

相「あはは、絶対言うと思った！」

ヘ「気をつけて！」

いってきます、と玄関を出て
私は走り出した