アイシテル？ (ページ22)

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て「とりあえず車乗ろうぜ、俺もう腹ペコ～…」

し「俺ももう空腹の限界が…」

り「律ちゃんはどっちの車乗るの？」

大人数での撮影だった為
りょうくんとてつやの車、二台で移動してきた

ジ「お前はこっち」

先にてつやの車に乗ったジンくんが、わたしの腕を引っ張り
車に乗せる
そして、そう言うことだからとりょうくんに告げドアを閉めた

りょうくんは、わかったよーって笑いながら
ゆめまるとしばゆーを連れて自分の車へ乗った

『いったいなあ』

腕をさすりながら、睨みつけると
ジンくんは悪戯っぽい笑顔で答える

ジ「手当たり次第手出す男なんで」

誰かこの男を処罰してください

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て「ではでは、今日も撮影お疲れ様でした～！」

『カンパーイ！』

乾杯の音頭と、グラスがくみかう音と共に
みんなの乾杯の声が響き渡った

東海オンエアがよく来るらしいここの飲み屋は
大人数でも入れる完全個室になっていて、
気兼ねなく過ごすことができそうだ

みんなが一気にビールを流し込む
わたしも負けじとグラスに口をつけた

ゴクゴクと音を立てて、空になったグラスを置く

『うま～、幸せすぎ』

ゆ「律ちゃんってお酒飲めるの？」

ゆめまるが驚いた顔をして、こちらをみている

『飲めるよー、仲間家にいたら一気飲みなんて余裕になっちゃうよ』

冗談交じりにそう言うと、なにそれちょっと怖～い、なんてゆめまるが笑う

と「あんま飲みすぎんなよー、一応女なんだから」

『え、今一応って言った？』

り「照れ隠しだよ、な？としみつ」

と「な訳ねーだろ！、べろべろになったこいつを介護するのが嫌なんだよ」

相変わらずのツンデレ発言に
自然と顔がほころぶ

て「てかさ！仲間家に女1人でいたじゃん、今もへきトラジンと住んでるし
マホっちゃんとかジンくんとかイケメンがいる中で、誰か好きなったりせんの？」

し「あー！ナイスてつや！それ気になってた！！」

『ないね』

虫「めちゃめちゃ即答だね」

期待していたてつやとしばゆーの顔が
一気にしょんぼりしていった