アイシテル？ (ページ18)

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『もしもし』

マ「おー！律！無事に岡崎ついたみたいだな！
あいつら元気？」

『うん、としくんが迎えきてくれて超絶幸せだった
みんなめっちゃくちゃ元気だよ！』

マ「お前本当としみつ好きな～
ジンは？」

あれ、じゃあさっきジンくんが電話してたのは
マホトじゃなかったのかな？
横目でジンくんを見ると、もうすぐタバコを吸い終わった所だった

『いるけど、替わる？』

ジンくんの方を向くと、こちらを見ていて
俺？って指差している

マ「いや大丈夫、それより喧嘩すんなよー」

ジンくんに首を振って、元に向き直る
それを確認するとジンくんは部屋へ戻っていった

『あー東京帰る頃には、別居するー！って始まってるかもしれない』

マ「っぷ、そりゃおもしれえ」

『心配して電話くれてありがとう』

マ「おう！まあジンがいるから大丈夫だろ
あいつもお前には甘いからな～」

『は、どこが！？』

そのうちわかる、じゃあなって、マホトは電話を切った
いつも電話切るタイミング唐突すぎないか

『…わかんない』

ボソッと呟く
ジンくんがわたしに甘い？どのあたりを仰ってるのでしょう
今でも忘れないわ
仲間家にいた時、高熱を出したことがある
みんな出かけちゃってて、立ち上がるのすらしんどかった私はしにそうになってた

ヴーッヴーッヴーッヴーッ

するとそこに、ジンくんから着信
助かったかも…と、弱々しい手で通話ボタンをタップした

『はい…』

ジ「今家？ちょっと撮影場所まで来て欲しいんだけど」

『無理、行けない、風邪ひいてしにそう、誰もいない…』

ジ「…………、はいじゃ、お大事に～」

プツッ

切りやがったんだよ！！！
どう考えても鬼畜でしょ！？
そのあと、どれくらいだろう、電話切れたあと
なんとかリビングまで降りてったはいいんだけど
力尽きて床で寝ちゃってたんだよね