素の青春！ (ページ6)

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#青春３(fk) ページ6

いつもと同じ朝。
違うのは3年になったことくらいか。

学校に近づくと、新しい顔が正門を通っていくのが見える。
楽しそうな子。不安そうな子。真面目そうな子。
校則が緩いせいか、高校デビューした子がわんさかいるから女の子は可愛いし、男はイケてる。

と思う。たぶんな。

そんな俺は、深澤辰哉。
喜多川高校3年。生徒会会長。
生徒会の奴らと登校するのが俺らの日課で
今日もいつも通り同じメンバー。
紹介は面倒臭いから後々本人達にさせよう。

｢きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ｣
｢生徒会の皆さんだぁぁぁ♡♡♡｣
｢かっこいい…♡｣

これもいつも通りだ。

自分で言っちゃなんだけど
俺は、いや、俺ら生徒会はモテる。
そりゃイケメンいっぱいいるもん。
正門を通れば悲鳴の連発よ。
嫌な気はしないよ。だってモテてんだもん！
まぁちょっと面倒臭い時は多いけどね…汗

｢深澤先輩すてき…♡｣
fk｢ありがとね～｣

適当に返すことがほとんど。
でも返すだけいい方だよ。
翔太なんか無視してんだから。

fk｢俺、優しい方よ？｣
nb｢いや、お前誰に喋ってんだよ。｣
fk｢…てへっ♡｣
sk｢ふっか、気持ち悪～ww｣
fk｢やめろよ！泣いちゃうだろ！｣

なんて戯れるのもいつもの事。

ﾊﾞﾁｯ

何、、今の子…

え…？今どき

野ブ○パワー注入✌…みたいな子いんだ…

すっげぇ、気になる。
え、すっげぇ気になるんだけど！？