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your side
〈 集中治療室 / ICU 〉
ﾋﾟｯﾋﾟｯ…ﾋﾟｯﾋﾟｯ
貴女「優吾くんのご家族ですかね？
今回緊急オペを担当させて頂きました
神田と言います。」
母親「あ…先生、この度はありがとうございました。
先程主治医の伊野尾先生にも
挨拶に来ていただいて…」
貴女「そうでしたか。手術は成功しましたので
ご安心ください。」
母親「本当にありがとうございます。
なんとお礼を申し上げたら良いか…」
貴女「いえいえ、優吾くんを褒めてあげて下さい。
優吾くん頑張ってくれたおかげで
手術は成功したんです。」
母親「はい…涙」
貴女「では私はこれで失礼します。」
優吾くんの術後観察を行い親御さんへの
説明も済ませて私はICUを後にした
自動販売機で水を買って近くのソファーに座って
休憩するのが私の手術終わりのルーティン
でも今日は
貴女「ｯｯｯｯｯｯｯｯ!!!!!はぁはぁ…ｳｯｯｯｯｯｯ」
胸に激痛が走ってその場にうずくまってしまった
あいにく近くにトイレなどもなく
隠れようにも身体を動かすことができなかった
貴女「はぁはぁ…ｳｯｯｯｯｯｯ」
胸を握りしめ酸素を求めて肩で息をしてしまっている
"お願い…誰も来ないで"
そう思いなんとか壁を掴みながら立ち上がった
すると後ろの方から足音が
少しづつ近づいてる音が聞こえて来た
"まずい…まだ薬も飲めてないのに"
私は壁に寄りかかったままの状態だった
その足音は私の近くで止まって
私は慌てて壁から身体を離した
慧「あれ？A先生？」
貴女「…あぁ…伊野尾先生」
私は今上手く喋れているのだろうか
とにかく私は誤魔化す事に必死だった
貴女「…優吾君の術後観察しときました。
安定してましたよ」
慧「ありがとうございます。それより…大丈夫ですか？」
貴女「何がですか?」
慧「顔色悪いですよ？」
貴女「あぁ…私貧血持ちなんです(苦笑)
ちょっと疲れてしまって…でも大丈夫です。」
慧「でも…ただの貧血にしては辛そうですけど…？」
貴女「大丈夫大丈夫。
あっ、そろそろ業務に戻りますね…失礼します」
慧「あっ！ちょっと…！」
伊野尾先生の言葉も聞かずにその場を離れて
近くの女子更衣室へと入り込んだ
"今の調子ならバレるのも時間の問題"
私はそんな事を考えながら
その場に座りこんでしまった
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もえ(プロフ) - この作品すごく好きで愛読してます♡次の投稿楽しみにしています！ (2023年3月28日 20時) (
レス) @page16 id: 67ef1d1bfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - お話の13〜16がないです。不快に思ったらごめんなさい (2023年3月5日 17時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品めっちゃ大好き💗🫶🏻次の更新楽しみ(^ ̳>𖥦< ̳^) (2023年3月3日 21時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 初めまして！楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2023年2月26日 3時) (レス) @page12 id: 81ae4687cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechan0204 | 作成日時：2023年1月28日 0時
