story13 ページ13
伊野尾side
自分のデスクでカルテ整理をしていたら
救急からのヘルプ要請がかかった
涼介「分かりました、すぐに行きます。」
慧「俺も行った方がいい？」
涼介「いや大丈夫だと思う。Aも居るみたいだし」
慧「え…？」
涼介「ん？どうかしたの?」
慧「実はさ…」
夕方のA先生の様子を伝えようとした時に
救急からの
でもそれは俺の抱いていた不信感が
的中した内容だった
涼介「はいもしもし…え？Aが倒れた…？
分かりました、すぐ向かいます！」
慧「やっぱり…」
涼介「おい、もしかして何か知ってたのか？」
慧「実は夕方、A先生を見かけた時に
顔色が悪くて発汗と努力呼吸が
見受けられていたんだ。
本人は貧血だって誤魔化していたけど」
涼介「…俺はACSの患者を診るから
伊野尾はAの事頼んだ。」
慧「了解。」
俺達は急いで救急の処置室へ向かい
着いたと同時に俺はA先生の所へ駆け寄った
慧「状況はｯｯ！？」
高木「3分前に意識消失した！」
慧「"…不整脈が出てる…貧血か？"
フェジシン静注40mgワンショット入れるよ」
高木「変化なし…貧血じゃなかったのか？」
慧「……。
酸素投与して、あと心エコー持って来て！」
腕を触り脈を測るとまだ不整脈が出ていて
薬を打ったのにも関わらず中々改善しなかった
点滴を繋げて検査をしようとした時に
A先生が目を覚ました
A「…んっ」
高木「おい！大丈夫か？」
A「…はい…あれ？私…」
高木「突然意識が無くなったんだ」
A「あ…ご迷惑おかけしました
もう大丈夫です、」
高木「これから検査するから」
A「え…大丈夫です！ただの貧血ですから！」
あれこれ駄々をこね出したから
とりあえず今日は病院に泊まる事を約束に
心エコーをするのは一旦中止にした
pm23:00
〈 心臓外科医局 〉
涼介「伊野尾ｯ！Aは！？」
慧「山田、オペお疲れ様。
とりあえず落ち着いてるよ」
涼介「はぁ…そうか」
慧「だけど…」
涼介「…？」
慧「多分、何か隠してる事がありそうなんだよね…」
涼介「隠すって何を？貧血じゃなかったのか？」
慧「それが、フェジシン静注しても
不整脈が改善されなかった。」
涼介「…ｯて事は」
そう…。
それは貧血ではなくて
心疾患の可能性がある事を意味している
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もえ(プロフ) - この作品すごく好きで愛読してます♡次の投稿楽しみにしています！ (2023年3月28日 20時) (
レス) @page16 id: 67ef1d1bfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - お話の13〜16がないです。不快に思ったらごめんなさい (2023年3月5日 17時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品めっちゃ大好き💗🫶🏻次の更新楽しみ(^ ̳>𖥦< ̳^) (2023年3月3日 21時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 初めまして！楽しみに読ませてもらってます！更新頑張ってください！ (2023年2月26日 3時) (レス) @page12 id: 81ae4687cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechan0204 | 作成日時：2023年1月28日 0時
