私の両親はお医者さん。

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慧side


2人を送り出した後は急いで侑李を起こして
出勤の準備をしながら洗濯回して
保育園の準備してって本当に忙しい…

侑李「ママ…眠いよ」

慧 「もうちょっとで家出ないといけないから
　 早くご飯食べて保育園着に着替えないと。
　 頑張れる人〜⁉︎」

侑李「はーい！早くご飯食べる！」

慧 「偉いねぇ〜」


1番兄弟の中では聞き分けがいい子。
その分我慢をいっぱいさせてるのかもしれない…。



保育園に向かう車の中



慧 「今日は保育園迎えに行くのパパだからね！
　 ママは夜に帰ってくるから、帰るのが遅かったら
　 パパかお姉ちゃんと寝てね。」

侑李「はーい！ママお仕事頑張ってね！」


慧 「ありがとう〜！ママ頑張るね！」


本当に子供の言葉って世界一の癒されるものだな
子供達のためにも今日も頑張らないと





your side


A「大貴にぃさ今日家帰ってくる？」

大貴 「今日は友達の家行くから夜居ねーわ
　 父ちゃん居ると思うけど、なんで?」

A「…そっか。なんでもない」


大貴にぃが私の頭に手を置きながら


大貴「あんまり反抗的な態度とるなよ
　 あれでも結構母ちゃん心配してるぞ」



私だって分かってるよそんな事、
幼い時に病気で手術したりして心配ばっかり
かけてる事ぐらい。
でも、今は素直になれないの。
大貴にぃまでそんなこと言わないでよ。



A「…私の気持ちわからないくせに」
　

大貴 「ん？なんか言ったか？」


A「なんでもない。じゃあ学校行ってくるね」


大貴「お、おう、気をつけてな！」





いつになったら素直に気持ちが伝えられるんだろ
学校に行くのも憂鬱だわ。



学校に向かう途中にある公園の敷地内に入り
ブランコを触る



A「はぁ…サボっちゃおかな」





結局1時間目をサボることに
この後担任に見つかるとは思ってなかった

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