二十一話 ページ5
モモ｢そ、それは…その…治れば嬉しいですけど…｣
カノ｢あ、やっぱり治したいんだ…まぁ、明らかに制御できてないもんね。ま、人それぞれ向き不向きもあるから、いろいろ試しながらにはなるけどね｣
モモ｢試しながら…｣
あ｢信用して良いのか分からないって感じだけど…大丈夫だよ^^｣
モモ｢えっ…｣
カノ｢あぁ…でも、この感じ懐かしいな…昔、キドにも話したね、そういや｣
キド｢そんなこともあったかもな…ってか、Aにも言っただろう…｣
カノ｢だって、最近だし…普通にサラッと了承したから…でも、キドはあの時可愛かったな〜…『このままじゃ私消えちゃうよ〜助けて…』って((殴 痛い痛い!!｣
キド｢先にお前を消しておけば良かった…｣
あ｢カノさん…やっぱりキモいよ…痛がってるのに笑顔は…｣
カノ｢酷っ!?でも、まぁ…いい思い出でしょ？というか…Aが大丈夫って言っても、信じないだろうし…ちょっと、キド見せてあげなよ｣
キド｢なんで俺なんだよ…お前がやれよ｣
カノ｢だって…僕のは分かりにくいでしょ？｣
キド｢っ…なら、A…お前は…｣
あ｢良いけど…まだ、制御出来てないからどうなるか分かんないよ？｣
キド｢別に良い…お願い出来るか？｣
あ｢キドさん達の頼みなら…｣
モモ｢何をするんですか？｣
あ｢う〜ん、まぁ…ちょっと脅す？かな…｣
モモ｢脅す？ですか？…｣
ﾊﾟｻｯ
＜●＞＜●＞ｶｯ
モモ｢って…えぇぇぇぇ!?急に人が増えた!?｣
あ｢ごめんなさい…｣
カノ｢驚いた？((殴 (;ω;)｣
キド｢まぁ…これが証拠だ…｣
モモ｢証拠…って…今の何ですか？｣
あ｢今のは…まぁ…簡単に言ったら、幻覚を見せる…って言うか…人の目にそれを『映す』かな…って…敬語忘れてました…すみません｣
モモ｢べつに良いよ^^｣
さすがアイドル可愛い!!
あ｢ってか…私より完璧キドさんの方が…｣
キド｢はぁ…分かった…少し待ってろ…｣
あ｢モモさん、今のが私の体質というか能力だよ^^目が合うだけで人に幻覚を映しだしちゃうんだ…｣
モモ｢へぇ〜それにしても…ってうわぁぁぁぁぁ!?
えっ、な…なんで？｣
キド｢はぁ…にしては大袈裟だろ…幽霊を見たような目やめろ…｣
モモ｢すみません…｣
カノ｢キドは君と同じだよ…いや逆かな^^キドは『人に見てもらえない』体質なんだ
今見て理解したと思うけど、本当に気づかなかったでしょ？これがずっと続く感じ
でも、ある時からコントロールできるように練習して今に至るってわけ^^｣
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革ベルト
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2013年6月8日 22時
