二十一話 ページ4
モモSide
今日も夏期講習…いや、補習のため学校に行ったけど…
大遅刻するし、担任の楯山先生にテストについて言われるし
遅刻だと思ったらまさかの補習は終わりだし…
たまたまあったチラシにあった``紅鮭ちゃん''がほしくて、変装して駅前を歩いたら回りに人が集まってきて逃げたら追われるし
マネージャーさんに怒られるし…
真夏日なのに長袖パーカーを着ている人に着いてこいと言われて行ったら
帰せないって言うし…
Aちゃんはフードをめっちゃ深く被ってるし
カノさんはキドさんに脇腹を攻められようがニコニコしてるし
キドさんはあたふたしだしたと思ったらリーダーとしてまとめてるし…
いろいろと頭に入ってきて混乱してきた…
散々だな…
あ｢大丈夫ですか？もしかして話が読めないんですか？｣
モモ｢あ…そうです…｣
カノ｢あぁ、ごめんごめん。まぁ取り敢えず座ってよ^^｣
モモ｢あ…はい…｣
カノさんと向かい合わせに座ってるからかは解らないけどカウンセリングを受けてるみたいな感覚になった…
カノ｢すごく単純明快に話すと、さっきキドも言った通り今君を帰すとちょっといろいろと問題がある。だから、しばらくここに居てもらいたいんだ。勿論そうなると君にはとんでもない迷惑がかかるわけだから、一つ交換条件と言うか、提案があるんだけど…｣
モモ｢て…提案ですか？｣
カノ｢そう。結論を言うと君のその体質を治す。と言うよりか『抑える』かな？その手伝いをしようと思う。勿論必要とあれば、だけどね？キド、Aこっちとしてはそれしかないよね？｣
キド｢まぁ…そうなるな…今帰すわけにいかないしな…｣
あ｢たしかに…そうかも…｣
今日一番耳を疑う言葉が出た…
今まで、私の体質を``何とかしよう''と考える人に初めて出会ったからだ…
だけど…当然のことながらそんな言葉は簡単に信じられない…
さっきまでの話から推測して、私の気を引くことを言おうとしただけの可能性もある…
だいたい、これは病気じゃないのに…``治す''なんて…どうすれば良いの？
見当がつかない…
☆☆☆☆☆☆☆
最近…イナGoのキャラでてないな…
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2013年6月8日 22時
