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仕事終わりにころんくんの愛犬、たぴちゃんに
癒しをもらいにお散歩コースの海へ向かった。
『たぴちゃ…かわ……！』
「あのさぁ、毎回僕に挨拶しないのなんなの？」
『あぁ、ころんくん…おつかれ。』
「え？なんか冷たくない？」
『るぅとさんのカフェで夕飯済ませたいなー。』
「えぇ、着いて来いってこと……？」
さすがころんくん。察しがいいなぁ。
この幸せな生活がいつまで続くかなんてわからない。
だから好き放題させてね、ワガママさせてね。
こんなこと、みんなに言ったら怒られそうだな。
なーくん"本気で言ってる？"なんてガチトーンで言いそうだし。
やだ、こわ〜い。
そうこうしてるうちにカフェに到着。
辺りは夕焼けでオレンジ色に輝いていた。
オレンジ色に輝く海はさらに綺麗。
「いらっしゃいませ……あ！Aさん！ところちゃん。」
「え？僕ついで？」
『来ちゃいました♪ オムライスとサラダお願いします！』
「え、決めんの早。じゃあ僕もそれで…」
「かしこまりました〜」
私ところんくんは海の見える席を選んでは座る。
『ころんくん。』
「ん？」
海を眺めながらころんくんの名前を呟いてみる。
それに彼は優しく返事をしてくれる。
『苺谷の海って綺麗だね。』
「えー？どうしたの今更。」
『私、海が好きなんだよね。』
「……A？」
心配そうに見つめてくる海色の彼。
いつも海のように綺麗な青色の瞳は今日は
オレンジ色に変化している。
今の風景みたい。
『出会ってくれてありがとうね〜』
「何別れの挨拶みたいなのしてんの？」
『んー、ころんくんにはかなりお世話なってるから。』
「離れんからな。」
『あはは、しつこそう〜w』
「は！？きっしょ！」
この幸せが、この他愛もない会話が、
永遠に続けばいいのにと
願うばかりだ。
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無気力に自信が有る人 - さとみくんかころんくんオチだと思っていたのに、なーくんだったから驚きました！この作品大好きです！ (2021年12月20日 1時) (
レス) @page50 id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや(プロフ) - 株式会社ブルドーザーwww昨日プール言った筈なのに海行きたくなる名作でした(uωu*)めあちゃん処女作で文才ありすぎでしょ〜…めちゃめちゃ感動した…！ (2021年7月27日 9時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 柏木。＠低浮上さん» 少し恥ずかしいグダグダ作品だよw(；▽；) (2021年2月4日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
柏木。＠低浮上(プロフ) - わらが女神、めありの原点。 (2021年2月4日 23時) (レス) id: d5d685891e (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - すとぷり好きさん» コメントありがとうございます！わぁぁそうなんですね(；▽；)涙までありがとうございます(;o;) (2020年8月5日 8時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあり
| 作成日時：2020年6月8日 10時
