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あれから数時間が経った。
私と五条は、あの病院から電車を何度も乗り換えて東京に帰ってきた。
電車内ではいつもの調子でくだらない話をしていた五条も、何を返すにも素っ気ない私の反応を見てとうとう黙り込む始末だ。
都内の新宿の街をどんどん歩き進めていく五条。
(歩幅デカすぎるだろ……早く歩いてるはずなのに全然追いつけない)
私は少し屈辱感を感じながら、こちらを全く気にせず歩いていく五条にとうとう話しかけた。
『ねぇ、わざとでしょ』
「え、何が？」
『歩幅！！こんなこと言いたくないけど、あんたの足長いから追いつくの結構大変なの！！大人ならそれくらい気にしてよ』
私がそう言うと、五条は放心状態のハムスターのようにきょとんとした顔をして……笑った。
「クッ………ふははっ」
『はぁ！？なんで笑って、』
私が1発殴ってやろうかと拳を構えると、不意に頭に何かが乗った。
いつもとは少し違う優しい笑みを浮かべた五条が、私の頭をぽんぽん叩く。意味がわからない。
「やーっと笑った。メアは、笑ってる方がいいよ」
『……っ、は？』
「だって、僕が珍しくお話頑張ってたのに、全ッ然笑わないし喋らないんだもん、君」
『それは……気分乗らなかっただけだし、』
こんなの苦し紛れの言い訳だ。
今だって、本当はお母さんやお姉ちゃん……それに暁榎のことで頭がいっぱいだし。
五条の顔だって、まともに見れたものじゃない。
「ほら、着いた」
五条の言葉にふと顔をあげると、目の前には女性向きの可愛らしいカフェが建っていた。
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プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年10月7日 13時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ぱりぱり。(プロフ) - 茶茶さん» 茶茶さんありがとうございます; ; コメントほんとに元気貰えるのですごく嬉しいです……！！頑張ります！！ (2021年6月12日 9時) (レス) id: 6abb423506 (このIDを非表示/違反報告)
茶茶 - めっちゃおもしろいですっ！!！!！!！これからも応援してます!！!！!更新頑張ってください！!(>_<pﾌﾚﾌﾚｰ) (2021年6月12日 8時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
ぱりぱり。(プロフ) - たたさん» コメントってなんでこんなにも元気貰えるんだろ; ; たたさんに言われて「私の更新待ってくれてる人いるんだって」思えたっていうか、使命感湧きました……！！更新頑張ります！ (2021年6月11日 17時) (レス) id: 6abb423506 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - どぅおおおおおおお！！！待ってます！こちらにはとてつもなく続きが気になっておる者がおります！通知来るのを待機しております！ありがとうございます！ (2021年6月11日 13時) (レス) id: ca42b2cca2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱりぱり。 | 作成日時：2021年3月21日 21時
