【ヒプマイ】こんな乙ゲー聞いてない

第7話 ページ8

「それで、何悩んでるんだ？」

「あ、その…」



只今私、萬屋ヤマダに来ています。

ええ、どうしてこんなことになったんだっけ…





「はあ…。何処かで出逢えないものか」



大学の講義も無く1日暇だったので、「Buster Bros!!!」が居る池袋にやってきた。


街を歩いても誰ひとりとして出会さない…というか、彼らの姿知らないから取り敢えず調べよう。



携帯を取り出し「Buster Bros!!!」と調べると、「山田三兄弟」という文字と共に容姿が整った男性3人が出てきた。




「これが、山田一郎に、二郎、それから三郎か…」



ラップの実力もある、容姿端麗となれば人気があるのも納得出来る。

それらしき人は居ないのだろうかと街を歩いていると、ドンッと誰かにぶつかった。


ながらスマホをしていた自分が悪いのですぐに謝る



「すみませ、……っ」

「俺こそ悪ぃな。大丈夫か？」

「………あ、だ、大丈夫です」




これはまさか、運命か？


そんな錯覚をする程に、目の前の人物に驚いた。

まさかぶつかった相手が山田家次男、山田二郎だとは。

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