29話 ページ33
「そんなに(A)が大事なの？｣
まぁ僕もそんなに大事だけどもと付け足す
「生まれ変わりなんだ｣
「誰の？｣
「俺の妹だ｣
どうしてそこまで彼女にこだわるのは自分の妹の生まれ変わりだったから？そっくりなだけじゃないかと彼に聞くと
人の姿に戻り
「呪力がまったく同じなんだ…雲母と契約する前にあいつに結界術教えた。結界ってくせが出るんだよ…ぶっきらぼうなやつは大きすぎたり厚すぎたりある」
「その癖まで同じだと？記憶はないの？」
「はぁ？なくていいんだよ呪霊になった俺を思い出されても困る…」
「たしかにそうだね…宿儺とはいつ出会ったの？」
「呪霊だったけど禪院家に槍に封印されてあいつが解いたんだよね…」
祓うことが不可能だったのか…あっ、そっかじげちゃん人間だった頃の呪いで死ねないし…
「たくさんの人を殺したの？」
「無理だった…妹の言葉が過ぎって…人は誰かを救済するために生きている…死ぬ間際にそれがわかるだろう」
「死ぬ間際にわかった？｣と非常識な男は聞いてくる
「だから死ねないんだよ！なんなのお前！？わざとだろ！？」
当たらない攻撃と分かっていながら殴り掛かる
「妹ちゃんもなかなかの皮肉を言うね」
「妹は特別……」
「うわーもしやじげちゃんシスぅ↓コぅン？」
茶化してくる五条に
「なんなの？？その発音！？お前日本人か！？！？俺は(A)の兄貴だ！！！次こそ守るお前からもな！」
一気に喋りすぎて
ぜぇぜぇさせている自幻槍
「おにー↑さぁん❤」
「誰がお前の兄貴になるか！！こんなの雲母が認めるわけねぇだろ！？俺も認めない！！！」
夕日に見守られながら
彼らの会話は終わっていく。(A)の元にかえると珍しく人の姿で抱きつく自幻槍
「じげちゃん珍しいね？先生もお疲れ様。玄関に立ってないで中に入ろ？」
「じげちゃんずるいよ！！(A)ぉおお僕頑張った褒めて〜〜｣
五条先生の距離が近いのはいつもの事だけど、
じげちゃんまで感情豊かで甘えん坊なの性格が少し似てしまったんだろうか？
(A)は彼らにあった会話を知らないので簡易的に考え完結させてしまう。
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イェーイ(プロフ) - 入力してても名前変わりません。（名前）で変換ができるようになります。 (2022年2月26日 12時) (
レス) @page2 id: e1ccb7cf9e (このIDを非表示/違反報告)
奈佑(プロフ) - 名前は主人公の欄の入力で変わると思いますが、暇つぶし程度で書いてるものなので内容だけ楽しんで頂けたら嬉しいです (2021年3月20日 21時) (レス) id: 2694477d10 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 魔夜(プロフ) - 名前が変えられないです。 (2021年3月20日 21時) (レス) id: 04004bb2be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈佑 | 作成日時：2021年3月19日 22時
