宿儺の指を釣り上げた少女〔五条悟〕

番外編2「自幻槍と五条｣ ページ19

自幻槍の領域に連れてこられた五条悟

五条｢じげちゃんどーしたのさ｣

自幻槍｢一応さ…(A)に呪力使わせないでって伝えようと思って…危険なんだ｣

五条｢(A)は守るさ…なんでそんな危険なの？｣

自幻槍｢だって昔のじげちゃん人間に意地悪してるのバレるやん｣

……じげちゃん危険って嫌われることを避けたかっただけ？……

五条｢なになに契約者にかなりきつい縛り掛けてたりしたの？｣

自幻槍｢力を与える代償に記憶の欠如だったりしてた｣

強い欲望にはそれなりの代償を必要にする
呪いが詰まった特急呪具なら有り得るだろう

五条｢じゃあ君のおねがい叶えるからさ、代償必要だよね？｣

そう言うと自幻槍はやはりかと願いを待つ

五条｢別に僕既に最強だし？(A)のイメージアップさせてよー。五条悟がめちゃくちゃカッコイイ夢見せといて！｣

自幻槍｢はぁ期間は1週間な。これはひとつの縛りだ！絶対(A)を守れよ…｣

縛りが成立すると
真っ黒だった景観が一気に変わり出す
ネモフィラの花畑の景観が広がってくる

五条｢おはなだ〜きれ〜い｣
呑気に花畑を楽しむ五条

自幻槍｢(A)が来る…お前帰れ…｣

自幻槍が僕に触れて追い出そうとするので咄嗟に避ける

｢あれ？先生？｣
白いワンピース姿でやってくる僕の可愛い教え子

自幻槍｢俺作っただけ……まぼろしでーす。さよならせんせー｣

強制送還刺せられてしまった

じげちゃんと(A)は2人きりだろう。

五条｢(A)起きて！！朝だよ！！朝だ！！｣

なら起こせばいい

じげちゃん(A)を独り占めするのはずるいよ

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