【ツイステ】監督生の体液は、魔力を増強させる性質があるらしい。【短編集】 (ページ41)

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｢耳を触りたいと言うから、触らせてやったのに。
さっきから変な触り方しやがって…

俺を煽ってるんスか？｣

｢い、いや！！そんなつもりは！！｣

｢それで？
"マドルを積めば何でも許してくれる"でしたっけ

アンタちょっと俺への認識が甘すぎるんじゃないっスかね｣

｢…え、え？………ひゃっ！｣

つぅ、と先輩の指先が太もものラインをなぞる。
態とらしくゆっくりとそこを伝っていき、足の付け根にまで上り詰めた指はズボンのポケットの中にそっと忍び込んだ。隠し持っていた紙幣越しに、先輩の指が動いているのが分かる。

｢…へぇ、こんな大金よく集めたな

学校の合間にバイトでもして地道に稼いだんスか？
俺の耳触るために？｣

先輩はそう言うと、ポケットから手を引き抜いて、ゾッとするほど優しい笑顔を浮かべた。

｢……でも残念。

これっぽっちじゃあ、全然足りないっスよ。｣

｢……ぇ……｣

｢そういうわけで……Aくん？
不足分はしっかり払って貰うっスよ。」

"…今ここにある、君の体で。"