検索窓
今日:7 hit、昨日:25 hit、合計:643,637 hit

eleven ページ13

.





昼食のあと、今日はラギーと一緒なA。




「そんなに俺といるの楽しいッスか?」




『たのしい!』




「そりゃあ良かったッス!




でも…Aちゃんの苦手なレオナさん、いますけど」




『………………ぇ』




本当だ。忘れてた。ラギーと一緒にいるのが楽しすぎて忘れてた。




『……でもラギーおにいさんといっしょが…いいな』




「あ゛〜〜、かわいすぎッスよ」




小さな手を握るラギーはすごく嬉しそうだし、握られるAもすごく嬉しそう。




ラギーはひょいっとAを持ち上げて抱きかかえる。




「さ〜て、植物園いくッスよ。




俺と仲良くなるならレオナさんとも仲良くならないとッス」




ニヤ、と笑うラギー。




Aは言われている意味がよくわからなかったけれど、取り敢えずうん、と頷いておいた。









.









.









『むり…むりぃ…っ、こわいぃい…!』




植物園の前までくると、拒否反応が出る。




「俺に掴まってていいッスから、ちょっと我慢してくれッス」




植物園へ入っていくラギーとA。




「…誰かと思えば、この間の小動物じゃねえか」




「俺、なつかれたッスから。




どこかの誰かさんは怖がられてるッスけどね〜」




「てめぇ…」




「冗談ッスよ。




Aちゃんもいるし…あれ?」




ラギーがAを見やると、健やかな寝息をたてているAが。




お腹いっぱいで、そのあとにほどよく温かい植物園。




それは……寝ちゃうわ……。




それにまだ幼いから、睡眠時間はたっぷり必要。




「…あ、そうだレオナさん____ 」









.









.









ぱち、とAが目を覚ますと









.









『ひッ…!!!!』









今一番、苦手な相手の顔が目の前にあった。




あのハイエナ、やりよった。





.

twelve→←character:1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (492 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1468人がお気に入り
設定タグ:ツイステ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥珀瑠流(プロフ) - うわぁ森さんが大量発生…。でもこれもまた好し…。めっちゃ好き…。やはり幼女こそが新世界の神であり救世主…。 (10月27日 5時) (レス) @page34 id: 2386e63bdd (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル - みんなが壊れてて取り敢えず愛した(?????????????????) (2021年8月1日 3時) (レス) id: 3bbfb01d1d (このIDを非表示/違反報告)
ラップじゃない、カツラップだYO!(プロフ) - 流貴さん» いや,分かるさ←あのボスだろう?w (2021年6月14日 7時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - やばい…クロウリーが幼女連れてきたってところで森さんが…!ネタわかんないよねごめん(( (2021年5月5日 12時) (レス) id: 83c6975fa0 (このIDを非表示/違反報告)
にーさん - 正直、ロリコンの私にいい作品でした。死んで生き返って… (2021年3月1日 20時) (レス) id: 3f225da312 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かけ湯 | 作成日時:2020年11月22日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。