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(A視点)
煉獄家に着くと、千寿郎が門の掃き掃除をしていた。
『久しぶり、千寿郎。』
そう言うと千寿郎はこちらを見て笑顔になる。
千「Aさん!」
千寿郎は未だに"さん"をつけて俺を呼んでいる。
『呼び捨てで呼んでもいいのに。ねえ、俺を槇寿郎さんの所に連れて行ってくれる?』
いつも俺が槇寿郎さんの名前を出すと、千寿郎の表情が固くなるんだ。
千「はい、ではついて来てください。」
そして家の中に入れてもらう。
歩いて向かった先は、いつも変わらない場所。
槇寿郎さんの部屋だ。
千「では、僕は掃除に戻ります。」
俺は、ありがとうとだけ言っておいた。
『槇寿郎さん、お久しぶりです。』
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作者名:草生える x他2人 | 作成日時:2020年3月9日 1時