24:解散とはいかに ページ29
貴「フンフーン♪」
奏「あ、それきいたことある！」
貴「本当に！？これ私の曲なの。嬉しいなぁ！ありがとう！奏助くん！」
奏「いやいや…。そういやA、パッドくんで何してんの？」
貴「ニュース見てるのよ」
パ「Aさんは奏助がリビングに私をおいていくとよくニュースを見ていますよ。奏助、知らなかったんですか？」
貴「まぁ、奏助くんがいないだしね。パッドくん借りるのは。あ、これとか面白そう」
奏「ん、どれどれ？」
僕の手元を覗きこむ奏助くんは次の瞬間、悲鳴をあげた。
貴「う…っるさいなぁ！何！？急に！」
奏「嘘だろぉ…？」
歌「牛乳ゴミ袋……て、どうしたの」
貴「これ、見たら急に叫んだの」
歌「どれどれ…え？クラクラ、大ゲンカ、ブチギレ解散！…か？………え！？」
奏「解散って、嘘だろ！！？」
貴「何？奏助くん、クラクラ好きなの？」
歌「ファンだったのよ」
奏「過去形にするなよ！まだ解散するって決まったわけじゃないだろ！？」
リ「いやぁ、どうかなぁ。ありうるよねー、あの二人なら」
何時の間にやら集まってきた皆の前で解散しそうだ、と話すりっちゃんに、
ショ「ネット検索数は急上昇。しかし、公式からのコメントは今だなし」
貴「じゃあ、まだわからないじゃん！よかったね！奏助」
奏「まだ希望がある！」
とやっと笑みをうかべ始めたというのに、面白いことが好きな彼はさらに追い討ちをかける。
モ「そろそろじゃなーい？そろそろ公式発表くるんじゃなーい？」
貴「モツさん、やめてあげてよ。奏助のHPもう０に近いって」
もう一度絶望に浸る奏助くんの肩に優しい微笑みを向けたベトさんは告げた
ベ「人生は忙しい。
忘れろ！」
シュ「さっぱりと！」
奏「もうですか！？」
貴「僕を挟んでの会話やめてくださる？」
歌「でも、こういうのって、ただの噂とかデマってこともあるんじゃない？」
リ「そーよ！縁起でもなーい、知り合いでしょ！？」
奏「どっちだよぉ…」
貴「うーん、まぁ、大丈夫だよ！気を確かにもって…！」
皆で奏助くんを励ましている。
まさにその時に、彼女は拡声器をもって颯爽と現れた。
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円(プロフ) - キキさん、はじめまして。凄く気になると言っていただき、有難うございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2018年3月31日 18時) (
レス) id: 675346e6cf (このIDを非表示/違反報告)
キキ - はじめまして! 小説の続きが凄い気になります!!更新頑張ってください！！ (2018年3月31日 9時) (レス) id: 9e238edcbe (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 分かりました。ありがとうございます。 (2018年2月5日 17時) (レス) id: 8165129998 (このIDを非表示/違反報告)
円(プロフ) - ムーンさん、いつもコメントありがとうございます！お返事遅くなってしまってすみません。これからも頑張って更新していくので飽きずに見ていただけると嬉しいです！ (2018年2月5日 7時) (レス) id: 675346e6cf (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - お久しぶりです。お話しの続きが読めて嬉しいです。 (2018年2月4日 18時) (レス) id: 8165129998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：円 | 作成日時：2018年1月4日 23時
