綾薙学園の女神3【スタミュ】 (ページ10)

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第64話ページ10

貴方side

『続いてはteam柊です、準備をお願いします』

その放送の声に私達はテレビをつける

映し出されたのは、イントロから華麗に踊る琉唯達

星谷「す、凄い…」
那雪「最後で良かったかも…」
月皇「この直後にやるチームは確かに不利かもしれないな」

天花寺「しかし最後は最後でオオトリだからな、team鳳だけに」
全「…」

天花寺「すまん、忘れろ」

いきなりのギャグに沈黙する私達に、耐えられなくなったのか顔を赤くし謝る

月皇「くっ…くくっ…」

しかし、海斗だけは笑っていた

全(笑ってる…)

月皇「あ……ｺﾞﾎﾝｯ」

視線に気付き、わざとらしく咳払いをする

那雪「あぁっ！何か急に緊張してきた～！」
星谷「このタイミング!?」

月皇「どーせ俺達には誰も期待していないんだ、気楽にやればいい」
天花寺「あ～…それ言うか？」

星谷「でもここで終わるつもりは無い…だろ？」
貴「そうだね、私達は私達の踊りで勝ち残ればいい」
空閑「そうだな」

ﾊﾞﾝｯｯ

すると扉が開き、双子の妹さん達が来た

ゆうき「遅くなってゴメンなさい！」
つむぎ「懺悔です」
ゆうき「その代わり、最高の衣装になってるから！」
つむぎ「自画自賛です」