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叫ぶわけでもなく、ぽつりと呟くようにそう発した海ちゃんの方を振り向くと、今までにないほど思い詰めたような真剣なその表情に、"もしかしたら"と経験の少ない私でもこの後に起こる出来事を察した。
「Aちゃん」
海ちゃんはもう一度私の名前を呼んで、数歩私の方へと足を進めた。
街灯が海ちゃんを照らす、それだけで絵になってしまう美しいその顔。
怯えているわけではないけれど、私は震えた声で「はい」と答えた。
「好きです」
時間が流れるのがいつもより早い気もするし遅い気もする。妙な感じだ。
静寂に包まれた住宅街で私の心臓は煩く鳴り、期待通りの展開になってしまってことに驚いた。
「Aちゃんが好きです。
俺と付き合ってください」
逃すまいとでも言うような海ちゃんの真剣な眼差しに囚われて、私は目を逸らすことは愚か、その場から動けずにいた。
今、私ができることはたったひとつだった。
「私も海ちゃんが好きです。
私でよければよろしくお願いします」
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あさひ(プロフ) - まきこさん» まきこさんお久しぶりです！もう、本当、いつもでろでろに甘やかしてくれてありがとうございます（ ; ; ）笑 もっともっと2人の間で悩ましくなるような展開にできるように頑張りますね！こちらこそいつもありがとうございます(*＾＾*) (2021年3月25日 2時) (
レス) id: 5905b0feb8 (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - 私実は海人くん可愛い弟くらいの気持ちでしか見たことなかったのに、あさひさんのお話読んだら全然アリになってしまいました(≧∀≦)でもここへ来て廉くんの健気さが、、どうなるのかなー！毎日めちゃくちゃ楽しみにしてます。いつもありがとうございます^ ^ (2021年3月24日 7時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさひ | 作成日時：2021年3月22日 2時
