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「「「いただきまーす」」」
「召し上がれ〜」
今日のえっちゃんのご飯
・肉じゃが
・ほうれん草のお浸し
・揚げ出し豆腐
・だし巻き卵
・きんぴらごぼう
・なめこのお味噌汁
・えっちゃんが漬けた胡瓜とカブのお漬物
・白米
品数の多さにまず驚くし、しかも何を食べても抜群に美味しいのだ。
今日は廉くんが大阪から来た初日だったらしく、張り切って作り過ぎちゃったとえっちゃんが笑う。
3人とも美味しい美味しいと次々とおかずを口に運ぶ。
特に廉くんは、何かに追われているのか？ってくらいの速さで白米をかき込み、驚異のスピードで最初のおかわりをした。しかも大盛り。
1時間弱、談笑を挟みながらご飯を食べた。
そして晩御飯のお礼に廉くんが食器を洗い、私がお皿を拭きあげて、海ちゃんがそれを棚に戻した。
食後のデザートに数日前に海ちゃんが買ってきてくれた箱入りのカップアイスを食べることになった。
えっちゃんはお風呂に入るから今日は要らないらしい。
「2人とも何にする〜？」
「何があんの？」
「チョコ、バニラ、抹茶」
「俺バニラ」
「私抹茶で」
「じゃあ俺チョコにしよ」
「バランスいいな」
まだ暑さが残る9月の夜。
縁側の窓を2面開けて、廉くん、海ちゃん、私の順に座ってアイスを食べる。
暫くするとニャーと言いながらヒュウガが近付いて来て、海ちゃんの膝の上で丸まった。
やはりヒュウガは海ちゃんのことが大好きらしい。
「廉いつまでこっちいんの？」
「夏休み中はこっちにおるよ。9月末まで」
「その間ずっとえっちゃんち？」
「や、友達んち泊まったりするから半々やな」
「ふーん。ヒュウガとAちゃんのこといじめないでね」
「いじめるわけないやろ。もう仲良しなんやから」
「え゛っ‥」
「なんなんその"え゛っ"て！嫌なん？！」
「嫌じゃないです嫌じゃないです」
「だからいじめんなって(笑)」
＊
「気をつけて帰れよー」
「じゃーなー」
「おやすみなさーい」
今日はえっちゃんちに泊まるらしい廉くんが、玄関までお見送りをしてくれた。
「廉いい奴だよね」
「うん、面白い人だった」
「THE 関西人って感じでしょ」
「だね(笑)」
「まあ出身は東京らしいんだけどね」
「そうなんだぁ」
あっという間に私のアパートの前に着く。
今日は新しい友達が増えて刺激的な1日だったから、帰るのが名残惜しい。
「今日はありがとね。また行くね」
「うん、是非」
「じゃあおやすみ」
「おやすみなさい」
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あさひ(プロフ) - まきこさん» まきこさんまたお話できて嬉しいです♪いつもコメントして頂いて嬉しく思ってます！こちらこそありがとうございます(*＾＾*) (2021年3月4日 17時) (
レス) id: 5905b0feb8 (このIDを非表示/違反報告)
まきこ(プロフ) - 新作！嬉しいです^_^海ちゃんの人懐っこさが出ていてもう既に可愛いですね！毎回コメントしてごめんなさいー！あさひさんのお話大好きなので嬉しくて(^^)また楽しみが増えました！ありがとうございます(^^) (2021年3月4日 8時) (レス) id: cfbbd37a93 (このIDを非表示/違反報告)
あさひ(プロフ) - ぽんさん» すみません、教えて頂き有難うございます！以後気をつけます！ (2021年3月4日 4時) (レス) id: 5905b0feb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさひ | 作成日時：2021年3月4日 4時
