Love Potion CL ページ36
白衣を着て厳重なセキュリティーの扉をくぐれば、
まさに仕事中の叔父が眉間に皺を寄せ、何やら怪しげな液体を怪しげな液体に混ぜている所だった。
『完成しそう？ブルース叔父さん』
液体を注ぎ終わり額の汗を手で拭って
「あぁAか。まあ見てて」 と私を手招きする。
屈んでそれをじっと見詰める叔父の隣に並んで眺めていると
色のついた２色の液体が完全に混ざって、なんと透明に変化した。
一体どういう原理？叔父と同じ科学者の私でもさっぱりで、
でも打って変わって横にいる叔父は「いよっしゃ！！」と大声でガッツポーズ。
びっくりして飛び上がる。
『...これで完成なの？一見ただの水みたいだけど』
「透明になれば成功なんだよ。やっとできた...半年の努力の結晶だ！」
その薬は、名付けて
「真実薬」
『真実薬...』
え、あの魔法使いの映画で魔法薬の先生が使ってたみたいな、あの？
「なんとたった３滴でどんな悪党もぽろっと悪事を白状する程の効果だ！」
『え！それはすごい、任務で役に立ちそうね。でも量産できなきゃ...』
「おいおい僕を誰だと思ってる」
『ハルク叔父さん』
「そこはブルースでいいだろう...まあいいや」
さて、と叔父さんはスポイトで薬を少し取り出して早速量産の作業に取り掛かった。
ふ〜ん、本当にこれってそんな効果あるのかな
ガラスの容器を持ち上げてゆらゆら揺らしながらふと思う。
「おい、危ないからあまり触るんじゃない」
『これ試してみた？』
「いやまだだよ、でも心配ない」
あー、正直今のでかなり心配になった...
なにせ以前タイムトラベル装置を作ろうとしてアントマンを赤ちゃんやおじいちゃんに変えてしまった人だ。叔父さんの大丈夫は当てにならない。
そっと容器をテーブルに置いて自分も仕事に取り掛かろうとした時、ラボの扉が開いた。
「よお、今ちょっといいか」
「クリント。どうしたんだラボになんて珍しい」
「たまたま近くに居たんだ、ナターシャがお呼びだよ」
「そうか、行ってくるよ」
『ええ。クリントお茶でもどう？』
「あー、カフェインはちょっとな。水くれるか」
『わかった、そこ掛けて』
叔父を見送りクリントをソファーに促す。
「今日は一段と暑いな」
『真夏日だもんね』
「もうだめだ、先にこれもらうぞ」
『うん...ってちょっと待って！』
クリントの片手には真実薬
時既に遅し、一気に飲み干してしまった
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SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» リクエストありがとうございます。クリントのお話書かせていただきました。あっせんぶる�兇砲瓦兇い泙垢里任�手数ですが「小説の続編を見る」からお進みくださいませ。またリクエストございましたらいつでもお待ちしてます。 (11月27日 16時) (
レス) id: 863f965ba6 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - ありがとうございます。ホークアイ（クリント・バートン）のお話をお願いします。楽しみに待っています。 (11月22日 21時) (レス) id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» コメント、ご感想ありがとうございます。もし書いてほしいキャラクターがいましたら遠慮なくリクエスト下さい^^ (11月15日 21時) (レス) id: d68ffb9f11 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (11月15日 20時) (レス) @page50 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - SHINさん» いやあああ！ホントですか！是非楽しみに待ってます！😆 (2023年3月31日 1時) (レス) @page16 id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHIN | 作成日時：2022年5月11日 13時
