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頼んだお酒が運ばれ再び乾杯して一口飲んでみる。
おー、これはくる…
「だったらやり方を変える」
『ん？』
「そいつはどんな見た目だ？」
『え、それすぐわかっちゃうじゃん』
「いいからほら、君が言ったら僕も言うよ」
えー…
『んー、私より少し背が高くてダンディ』
「なるほど…あー、僕より少し背は低い。かわいいというより綺麗派だな」
『そう、えっと彼はそうね、とても賢い。紳士的で気遣い上手よ、それに私を良くわかってる』
「彼女はとても強い女性だ。でも時々可愛らしい一面もある。ツンとしてるが素直で、何より、僕を一番わかってる」
『困ってる時にすぐ助けに来てくれるし、彼だって強い人よ。でも本当は寂しがり屋でそこがかわいいの』
「やっぱりスティーブだろう！認めたらどうだ？」
『そっちこそナターシャしかいないじゃない！』
「違う！」
『私だって！』
何でこんなくだらないゲームに付き合ったんだろう。
お互いの好きな人を当てるなんて、こんな、こんな…
残酷なゲームに
彼の話を聞くだけで頭が痛い
聞きたくない、好きな人の好きな人なんか
キツかろうが構うものか、一気に含んだお酒にクラッとしつつ席を立つ。
『帰るね』
「えっ、おいどうした？」
『…具合悪い』
なんて嘘
「家まで送るよ」
スムーズに会計を済ませたトニーはジャケットを持ち
私の腰に手を回してエスコートする。
はあ、やめて
そんな熱のある手で触れないで
『平気、タクシー使う』
「そんな事させると思うのか？送るよ」
そのまま外に出れば、さっきまで輝いて見えた街並みが薄暗く濁って見えた。
あぁ、しんどい
『いいって言ってるじゃない』
だいぶ酔いが回って言葉が鋭利に、偽りが混じる。
「はあ、本当にAはこういう時すぐツンとしてむくれる」
『は？何よ喧嘩売ってる？』
「でもいつも顔は素直だ」
そっと頬に添えられたトニーの手
驚いて彼を見つめる
私今どんな顔、してる？
「君が誰を想おうがいいさ、僕は…」
彼の美しい顔がそっと近付いて
「君を愛してるA」
は、え、
「君の口から僕のことが好きだって聞き出そうなんて、意地悪してごめんよ」
パチンとウインクして彼は到着したリムジンのドアを開け私を待つ
「僕は君を誰よりもわかってる」
はにかむ彼を背に街は一層輝きだした。
とても眩しかった。
Which one is my Peter？ PT→←すれ違ってもいい TN
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SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» リクエストありがとうございます。クリントのお話書かせていただきました。あっせんぶる�兇砲瓦兇い泙垢里任�手数ですが「小説の続編を見る」からお進みくださいませ。またリクエストございましたらいつでもお待ちしてます。 (11月27日 16時) (
レス) id: 863f965ba6 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - ありがとうございます。ホークアイ（クリント・バートン）のお話をお願いします。楽しみに待っています。 (11月22日 21時) (レス) id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» コメント、ご感想ありがとうございます。もし書いてほしいキャラクターがいましたら遠慮なくリクエスト下さい^^ (11月15日 21時) (レス) id: d68ffb9f11 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (11月15日 20時) (レス) @page50 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - SHINさん» いやあああ！ホントですか！是非楽しみに待ってます！😆 (2023年3月31日 1時) (レス) @page16 id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHIN | 作成日時：2022年5月11日 13時
