君だけの心 ST ページ20
僕には好きな人がいる。
名前はA、読心術という心を読む能力を持っていて、度々現場で一緒になることもあってすぐ意気投合した。
共に過ごす時間が増えていくにつれて仕事仲間という感覚から段々恋愛対象に変わっていき、好きという気持ちに変化した。
もっと彼女を知りたいし、自分の事も知ってほしい。
一緒に食事したり何処か出掛けてみたいと思うようになって、Aを見つけると自然と足が向かうようになった。
そうなって、もう数ヶ月になろうか。
未だに進展せずにいる。
一応二人きりで食事も、デートと言っていいかわからないお出掛けも済んでいる。
なのにどうして、彼女の気持ちがわからない。
僕をどう思っているのかわからない。
すごくモヤモヤして不安になってくる。
今日は比較的簡単な任務をいつものメンバーと終え、帰る前にコーヒーでもとシールドのカフェスタンドに寄ったところ
Aを見つけて、これまた自然に声を掛けた。
僕が彼女と話している時、彼女はいつもニコニコしていて
僕が話し終えると聞いた話を噛み締めるかのように、ふふっと笑ってから感想を述べる。
そういう子なんだろうと思っていた。
けど今日の自分はモヤモヤしているせいか、疑り深かった。
もしかしたら心を読まれているのではないか
もしそうだとしたら、とっくに好きだという気持ちはバレていることになる。
彼女との会話のパターンを思い出す。
Aが心を読んでいるとするタイミングは、
話をする前と、し終わった後だろう。
僅かだがリアクションに少し間があるのと、顔色を窺う様子がある。
試してみようか
ともかくまずはこの考えを読んでくれてないことを祈って...だが。
ゴクリとコーヒーを流し込み、そのままカップをテーブルに置いて真っ直ぐ彼女を見る。
"早く僕の恋人になってくれないか？"
『えっ...』
まるで声に出して言った後のリアクションのように固まったA。
読みは当たってたみたいだ。
バレた事を悟ったのか、少し申し訳なさそうな表情のA。
大丈夫、責めたりなんかしないよ。
だってこの気持ちは君だけのものだから。
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SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» リクエストありがとうございます。クリントのお話書かせていただきました。あっせんぶる�兇砲瓦兇い泙垢里任�手数ですが「小説の続編を見る」からお進みくださいませ。またリクエストございましたらいつでもお待ちしてます。 (11月27日 16時) (
レス) id: 863f965ba6 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - ありがとうございます。ホークアイ（クリント・バートン）のお話をお願いします。楽しみに待っています。 (11月22日 21時) (レス) id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» コメント、ご感想ありがとうございます。もし書いてほしいキャラクターがいましたら遠慮なくリクエスト下さい^^ (11月15日 21時) (レス) id: d68ffb9f11 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (11月15日 20時) (レス) @page50 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - SHINさん» いやあああ！ホントですか！是非楽しみに待ってます！😆 (2023年3月31日 1時) (レス) @page16 id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHIN | 作成日時：2022年5月11日 13時
