キャップの為にもわきまえて TN ページ16
３日後に決行する任務のミーティングの為、ナターシャは会議室に向かう。少し早く着いてしまったけど、何時ものごとくスティーブは来ていて珍しくクリントも着席している。
窓側の列に１人、Aが座っているので隣に行こうとした。
「おっと失礼ロマノフ」
後ろからトニーが颯爽と現れて一目散に恋人の隣を狙う。そんなAもトニーの声を聞いてにっこり顔を上げる。
仕方ない、クリントの隣に座ろう。
『ハイ、トニー、隣どうぞ』
「もちろんだ、僕以外は座らせるな？今日もキュートだハニー」
『あなたも素敵よ』
毎度この調子の挨拶なんだから似た者同士なんだと思う。ピンクのオーラが見えそうな甘い空気があそこだけ漂う。
「皆珍しく早いな、ではミーティングを」
「おいまだ時間じゃないぞ、時間は守らなきゃだろう？」
「でも皆いるし、」
「おやAそれカフェラテ？口元についてるよ」
丁度飲んだ時についたそれを指で拭うトニー。
「可愛いお顔にクリントが惚れたら大変」
「興味ないっての」
『ありがとってトニー、ネクタイが』
と今度はAが曲がったネクタイを直す。
「それ昨日もしてなかった？」
「恋人からのプレゼントだぞ、毎日するさ」
おめでたいわね。
「ゴホン、そろそろ始め、」
はいできた、とネクタイを直す指先をトニーが掬って
「いいネイルだね、これ自分で？」
『今回は大成功よ』
「似合うよ、さすがだ、センスが良い」
『ふふっ、ありがとう』
顔の赤いA。
私達何を見せられてるの。
「なあ君達」進めたがるスティーブ。
『あ、これトニーも飲んでみてよ。この豆美味しいの』
と自分が飲んでたカフェラテを渡す。
「どれどれ...うん、僕の好きな味だ」
『でしょう！』
「間接的にキスまでしやがって」
ともはや無表情のクリント。
「ところで今夜ディナーはどうかな？綺麗な夜景が見える店を見つけてね」
『もちろん行くわ！』
「決まり！迎えに行くよ」
Aの手の甲にキスするトニー。
『貴方って王子様みたいよね、そんな所も好きよ』
「君の告白にはいつもときめくよ」
「心臓の病気じゃないのかー」
と呆れ声のクリント。
「だとしたら一生病気で良いね！」
「何言ってんだかまったく」
ガタン！
急に机を叩く音がして皆そちらを見やる。顔を真っ赤にしたキャプテン。
「君達は！職場でそういう！恋人の営みを！」
吹き出すクリント
きょとん顔のバカップル
もう溜め息しか出ない。
名前の知らぬ私のヒーロー ST→←キューピットには向いてない ST&BC
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SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» リクエストありがとうございます。クリントのお話書かせていただきました。あっせんぶる�兇砲瓦兇い泙垢里任�手数ですが「小説の続編を見る」からお進みくださいませ。またリクエストございましたらいつでもお待ちしてます。 (11月27日 16時) (
レス) id: 863f965ba6 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - ありがとうございます。ホークアイ（クリント・バートン）のお話をお願いします。楽しみに待っています。 (11月22日 21時) (レス) id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
SHIN(プロフ) - 岡Ｐさん» コメント、ご感想ありがとうございます。もし書いてほしいキャラクターがいましたら遠慮なくリクエスト下さい^^ (11月15日 21時) (レス) id: d68ffb9f11 (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (11月15日 20時) (レス) @page50 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - SHINさん» いやあああ！ホントですか！是非楽しみに待ってます！😆 (2023年3月31日 1時) (レス) @page16 id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHIN | 作成日時：2022年5月11日 13時
