3rd GACHA ページ3
海人「やばい、何も見えない！！」
紫耀「ここ怪しいな」
廉「せやな。まず電気探そうや」
一行は壁に張ってみる。
すると突然電気が付いた。
海人「誰っ！？」
紫耀「…いや俺や」
海人「なんだビックリした！」
廉「なあ！あれ見てや！」
廉が指差す先を見ると、ガチャガチャが設置されていた。
しかし埃が被っていて汚い。
廉「ほーん。汚っ。あ、500円やで。海人500円」
海人「待って！年下から金取るの！？」
廉「いやお前が兄ちゃん欲しいんやろ！？」
紫耀「わかったよ！俺が払うよ」
紫耀はガチャガチャに500円玉を入れた。
すると、ハンドルから手を離した。
紫耀「あかんこれ…ハズレや…」
海人「は、ハズレ？」
紫耀「何となく分かるんやけど、これ多分ハズレ」
海人「ハズレとかあるんだ…じゃあ捨てちゃお」
紫耀「…俺の500円……」
海人「もう一枚使えばいいじゃん〜」
紫耀「はぁ……」
紫耀はハズレと分かっていながらガチャを回すと、カプセルが出てきた。
廉「なんやそれ入浴剤か？」
海人「あ〜俺今も良く入れるよ。恐竜とか出てくるやつだよね！」
カプセルからヒラヒラと1枚の紙が落ちた。
紫耀はそれを拾う。
紫耀「えーっと、1日お風呂に浸けておくだけでお兄ちゃんが出来ます。ただしのぞき見厳禁……きもっ」
海人「日本スゲー」
廉「はい？とりまもう1回引こうや」
紫耀は500円を投函した。
紫耀「これこれ！これ絶対大当たりやで！」
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作者名：まちゅ | 作成日時：2017年7月10日 23時
