盲目的崇拝対象《Cult》【ヒプノシスマイク】 - パスワード認証

昔、顔も名も明かされていないラッパーがいた。彼についてわかるのは男でラップが上手かったということだけ。

彼のリリックには少し変わった効果があった。それは、彼のリリックを精神の弱い人が一度聞けば皆彼を盲目的に崇拝しだしてしまう効果。

大体の人がこの効果に気づかずに彼を崇拝した。

「何故崇拝しているの？」

と聞けば皆揃って言う。

「わからない」と。

尋常ではない数の信者がいることから、
彼はこう呼ばれるようになった。

『Cult』と。

しかし、ある日を境に彼は消えた。まるで、もともと彼がいなかったかのように彼について書かれている物も何者かによって消されていった。

皆彼を探したが、3年たっても彼が見つかることはなかった。

これは、ある少年
Cultのちょっとした物語。

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はじめまして。艮っていいます。
この作品は僕の初投稿となります。
ヒプノシスマイクは最近知った新参者ですが、
見ていってくださると嬉しいです。

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勝手な僕の世界観でヒプノシスマイクの小説を書かせていただきます。