気づかない心 中編 ページ4
私には一瞬、
何が起こったのかわからなかった。
いつの間にか、
背中と畳がくっついていたた私は、
目をパチクリさせる。
「マダラさん？どうしたんすか？」
「貴様、それは一体、
何処の馬の骨に付けられた物なんだ？
答えろ。」
久しぶりにマダラさんの
低いヤバい時の声を聞いた気がする。
「え？はい？あはは…
急に何なんですか…？
…？
マダラさん？
じょ、冗談で、」
私は、笑いながら上半身を起こして、
起き上がろうとしたが、
そんな私をマダラさんが無慈悲にも
両腕で逃げ場をなくす。
「質問を質問で返すな。
この俺が聞いているんだ。
一体、誰だ？」
彼の整った顔が擦れ擦れにあって、
長い綺麗な黒髪が私の顔に少しかかる。
ぎゃあぁああ！！
心の中で、汚い悲鳴を上げた私は、
恥ずかしさから混乱し、
顔を真っ赤にする。
「だ、れでもないです！」
逃げ場がないので、
私はマダラさんから少しでも
離れるために、顔を逸らしてそっぽを向く。
「ほぉ…この状態でも、
まだそいつを隠し通すか…
それ程までに、大切な男なのか？
それとも、
お前は俺の事を甘く見ているのか？」
マダラさんはそう言いながら
ギロリと万華鏡写輪眼を出した。
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おぼろん(プロフ) - 夜更かしさん» ありがとうございます！とてもモチベーション上がります！これからも更新頑張りますね！ (2020年9月30日 16時) (
レス) id: a49c31890f (このIDを非表示/違反報告)
夜更かし - 続編おめでとうございます！！ (2020年9月30日 13時) (レス) id: 103c361fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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