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グク『...で、Aは俺のこと好き？』
こてん、とうさぎのようなまんまるな目で見つめるグク。
好きか、と問われたらその答えに困ってしまう。
グクのことは嫌いじゃない。
でもだからって好きか？と問われれば分からない。
グクが抱いている「好き」は私の「好き」と同じなんだろうか。
「...わからない」
私の自信なさげな声が教室に響く。
グク『...そっか、じゃあさ、俺のこと好きになってよ。』
「え？」
グク『Aの足が動くようになったら、海に行こう。好きでしょ？』
「...好きだけど。なんで知ってるの？」
グク『...内緒。デートで教えてあげる。』
グクは目尻を下げてはにかみ、私の頭を撫でた。
グク『あー、デート楽しみだなあ！』
「ちょ、ちょっと！私行くなんて一言も言ってないけど！」
グク『もう決定だよ。Aは俺と海に行くの！』
そのグクの笑顔が眩しくて、キラキラしてて。
思わずキュンとしちゃったのはナイショの話。
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my(プロフ) - 面白いですね！更新楽しみに待ってまーす (2021年2月22日 18時) (
レス) id: 0eb22ee4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ | 作成日時：2021年2月20日 23時
