38 ページ38
琉依のところまで走った。そこには、智也くん
と東次くんがいた。
智也｢琉依。きちんと決めて来いよ！｣
東次｢琉依なら大丈夫！Aまたね〜｣
琉依｢お前らさバカにしてる？｣
智也&東次｢ぜーんぜん。頑張れよ！｣
そう言うとどこかへ行った。
琉依｢久しぶりやな｣
A｢うん。怪我とかしてない？｣
琉依｢大丈夫。勉強とか分かる？｣
A｢分かるよ｣
琉依｢Aって変わったな。なんか｣
A｢変わった？琉依は大人っぽくなっ
た？｣
琉依｢それ絶対、気のせい。大人っぽくなってね
ーよ｣
A｢そーかも笑｣
琉依｢納得すんなよ｣
そう言って笑う琉依はあの頃と同じ優しい笑顔
だった。その笑顔にドキっとしたのは内緒。
A｢相変わらず智也くんと東次くんって
面白いね｣
琉依｢違うんて。あいつらはバカ過ぎるだけて。
面白いけど笑｣
A｢こーして琉依と話してるの不思議｣
琉依｢確かに。俺さ話しあるんよね｣
A｢うん｣
琉依｢合宿中に先輩に告られてフッたんやけど、
彼女がどーなってもいいの？って言われて。
どーでもいいことで喧嘩すればAが俺の
こと嫌いになるかなって｣
A｢その先輩のこと好き？｣
琉依｢俺はAしか見てない。他の人は興味
ない｣
A｢それ本当？｣
琉依｢嘘ついてどーするん笑｣
A｢そーよね笑｣
琉依｢Aまたやり直さん？｣
A｢私でいいの？｣
琉依｢おん｣
そう言うと私の手を掴んで抱き締めてくれた。
A｢ちょ、琉依！｣
琉依｢ん？｣
A｢ん？じゃなくて人いるからね｣
琉依｢あー、気にすんな｣
A｢気にすんなって｣
琉依｢智也と東次に報告してもいい？｣
A｢智也くんと東次くん？｣
琉依｢あいつらには相談しよったし仲良いし｣
A｢いーよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サックスがーる | 作成日時：2020年10月17日 20時
