儚い恋 (ページ20)

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周大said
琉依先輩とAが付き合ってる？直紀じゃなくて？なんで？直紀かと思ってたのに...。琉依先輩は楽しそうだった。
琉依｢今度Aと遊び行ってくるわ｣
△△｢まーじ？一目惚れ相手の遊べるのは勝ち組やな。付き合ってるっけ？｣
琉依｢おう。まじでかわいい｣
△△｢ちょっと琉依のことシバいとく？笑｣
琉依｢は？｣
って。琉依先輩は幸せそうだった。そりゃー、あんなかわいい彼女がいたら幸せにもなるだろう。帰りの電車で会うために部活も頑張ってるんだし。宝来から来てるからホームは違う。でも、朝はホームまで迎えに行ってる。帰りは送ってもらうってゆーか宝来行きの電車が来るまでずっと一緒にいる。琉依先輩を見送ってAは扇橋行きのホームに戻ってきてからは琉依先輩の友達とずっと話してる。俺が話しかける隙を与えてくれなかった。琉依先輩は気付いてるんだと思った。俺がAに一目惚れしたことに。だから、近付けさせないんだろう。電車の中でもAの横には琉依先輩。その周りには琉依先輩の友達。L〇〇EかD〇送ってみよーかな。俺はアプリを開いた。だけどAから返事がくることはなかった。初恋じゃないけど実らない恋なんてあるんだなって初めて思った。いつか伝えることができたらな...。
fin.

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