弐 ページ2
キヨ「よっ来たぜー」
ヒラ「キヨー。待ってたよ〜」
説明書を手に持ったキヨと私をおんぶしているフジはレトルトを抱えているヒラと合流。
レトルトは白猫である。
白猫であるレトルトがなぜ流暢に関西弁をしゃべるのか。
なんでも魔法(笑)で姿を変えられたとかなんだか。
まっ、私は全く持って信じてないんですけどねッ☆
レトルト「ほんまに悠長やな〜…。世界の平和がかかってるというに」
「そんな自覚ないもん」
レトルト「ってなんでAはおんぶされてるん!?」
確かにいい歳した女が同い年の男に真昼間からおんぶされてたら吃驚するよね〜。
電車乗ってたらじろじろ見られたもん。
最悪だわほんと。だから外ってやなんだよな。
「無理やりつれてこられたから。」
フジ「抵抗して言うこと聞かなかったから」
「ひっきーなめたらいかん」
ヒラ「外に出てるけどね」
そこ突いちゃダメ。
もうこれは不可抗力ってやつなんだよ。
「あれ、こーすけは?」
ヒラ「ん、電話かけた方がいい?」
フジ「どうだろ。やめといたほうがいい気はするけどね」
キヨ「なあレトさん、あいつつえーのか?」
レトルト「ごちゃごちゃ言わんと戦って!!?お願いやから!!!俺の友達の命かかってるんやで!!?」
ついにしびれを切らしたようだ。
レトルトが怒ってるーきゃーこわーい。
ヒラ「とりあえず念のため連絡入れておくね。三人先戦ってて」
キヨ「了解。ええっと…変身の仕方はだなあ…」
キヨはパラパラとページを捲り変身の仕方を探す。
フジ「見つかった?」
キヨ「おう、あったあった!ええっと?変身の仕方は…。」
私は降りてそして三人で変身器具であるガラケーを取出し、説明書を見ながら変身を行った。
キヨ「へーん、しーんっ!」
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作者名:mabi | 作成日時:2015年3月26日 15時