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NO side
JN「ちょっとそこの三人。」
ホソクらが防弾課に戻ると、ご立腹なジンが三人を正座させた。
JN「お前たち、無断捜査をしたって聞いたけど。どういうこと？」
JH「あーいやー···。」
JK「うぅ···。」
ｱﾅﾀ「別に悪くないし···。」ﾎﾞｿｯ
JN「聞こえてるけど。」
俯く三人。
JN「１課の仕事を剥奪、執行妨害とまで言われたよ。君たちの規則違反で、防弾課の評価が下がるんだよ。このままだと、課ごと僕らもクビだ。」
JH「···本当にすみませんでした。」
JK「〜っ！」
ジョングクは最後の言葉に反応し、目に涙を溜めた。
JN「···でも、“あの対処は良かった”。そう憎たらしい感じで言われたよ。」
JK「！」
JH「それって···。」
JN「君たちのしたことは執行妨害だけど、階級とかそんなの関係無しで、仏のために動く。それが賞賛されたって事。だから今回は上からのお咎めなしだよ。」
JK「···よかった。」
ｱﾅﾀ「全然良くないです。」
JH「ちょ、A！」
JN「···何が？」
ｱﾅﾀ「今の言い方、他の課が昇格、プライドの為だけに動いてるってことじゃないですか。仏のために動いていないってことじゃないですか！
そんな人たちに、剥奪とか、執行妨害とか、言われたくないです！
なんでそんな人たちに捜査権を奪われなきゃいけないんですか！？
オッパ達の方がよっぽど有能なのに！」
JN「A、言いたいことはわかるよ。お前は慈悲深いから、そうやって言ってくれるのも有り難い。だけど、僕らは問題児。
防弾課は１課が解決出来なかった難解な事件を捜査して、“未解決”と言う汚名を着せられるためにあるもの。」
ｱﾅﾀ「っ、じゃあ！」
JN「でも、その事件を解決すればいいじゃん。
有能とか無能とか関係ないよ。僕らは仏のためだけに事件を解決する。それだけでいいんだよ。」
ｱﾅﾀ「····はい。」
まだ納得していない顔のAだが“仏のために解決する”、その言葉で、少し心が晴れたようだ。
防弾課がある本当の理由。
不可解、難解な事件を担当するのは、“未解決”“税金泥棒”と言う汚名を着せられるため。
そのために問題児を収集させた。
しかし彼らの課内方針は、
“仏のために解決する”こと。
彼らは上からの、世間からの抑圧に耐え、
被害者のために事件を解決していく。
Prolog End
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黒猫しゅー(プロフ) - MAICIMU☆さん» ありがとうございます！更新待っていてください！いいものに仕上げていきます！！ (2017年12月3日 0時) (
レス) id: b1bc2c6009 (このIDを非表示/違反報告)
MAICIMU☆ - 凄い面白い作品ですね！！！(笑)マジで続きが見たいです！！！遅くても結構なので、更新待っていてもいいでしょうか？！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ファイティン！！！ヽ(≧Д≦)ノ(笑) (2017年12月3日 0時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫しゅー | 作成日時：2017年10月15日 21時
