81:ちゃんとヒョンしてる ページ31
〈Aって本当に足つりやすいよね。〉
〈マッサージは決まってテヒョンってのが良い。〉
〈テテが珍しくヒョンの顔になるシチュエーションよね...好き。〉
『っ......、』
TH「...？」
自分たちのパフォーマンスの1部が終わり、次の出番を待って座っていると、突然Aの足に痛みが走り、顔を歪め、右ふくらはぎを掴んだ。
その小さな異変に気づいたテヒョンはAの顔を覗き込んだ。
TH「足つった？」
『(ｺｸｺｸ)』
TH「....右足のふくらはぎ？」
『っ、、、(ｺｸｺｸ)』
TH「ん、痛いなら服、握っていいよ。」
そう言われた瞬間、Aはテヒョンの衣装を強く掴む。
テヒョンはAの足を自分の太ももに置いて、慣れた手つきでマッサージを施す。
TH「ちゃんと水分補給しないとダメだよー。」
『、、、う"〜...、』
TH「痛いよねー...、よしよし。」
テヒョンはAのふくらはぎを伸ばしながら、空いた手で頭を撫でる。
するとAはテヒョンの肩に頭を置いた。
TH「...まだ痛む？」
『だいぶ楽....、、』
TH「そっか。」
Aの表情が少し柔らかくなり、それを見たテヒョンは笑みを浮かべ、ふくらはぎを優しく揉んだ。
『.....、、だいぶ楽になりました、、ﾌｩ...、』
TH「ん。」
テヒョンはAの足を両手で丁寧に下ろす。
そして決まって、Aが寄りかかって来た。
『あー....、、疲れた、』
TH「ふふっ、はい、水。」
『はい....、ありがとうございます、』
寄りかかったまま水をストローで少しずつ飲むAが愛おしく思い、テヒョンは少し汗ばんだAの額に掛かった前髪を掬った。
『ヒョン、いつもごめんなさい。ヒョンの膝に足を乗っけるなんて.....、、、それにヒョンの言ってることをいつも守れないなんて.....、、』
TH「いーの。お前のそういう一面を見れて嬉しいよ。それに、ごめんじゃなくて、ありがとうね。」
『....はい。ありがとうございます、テヒョンイヒョン。』
TH「うんっ。」
テヒョンは嬉しくなって、満面の笑みでAの頭を撫でたのだった。
〈もうドラマじゃん。〉
〈A、ちゃんと水分補給してね？！〉
〈テヒョンの表情がヒョン。〉
〈Aのデレは貴重。〉
〈Aのデレは神。〉
〈足なげーなー。ふくらはぎかそれ？〉
〈Aは足が長いぶん、座高はちょっと低いから、テヒョンとの座高の差が可愛い。〉
続く (更新停止中)
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月10日 10時) (
レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
あお - すごく面白かったです。更新待ってます！ (2020年12月21日 23時) (レス) id: a672d7fcb0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - お話可愛くて大好きです。グクのヒョン好きにキュンときます (2019年9月30日 23時) (レス) id: 99ab2849f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫しゅー | 作成日時：2019年4月20日 14時
