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ふぅ…と意気込んでいると、｢ちょっ…｣とストップがかかった。
勿論、ロウレスである。
｢待って待って待って。｣と真剣に見つめあっていたヨハネスの視線を、庇って遮るかのようにAの前に立つロウレス。
今までの行動を見てもわかる通り、彼は結構嫉妬深いらしい。
言い方を変えれば、過保護だ。
｢正気っスかA、コイツAに危害加えようとしたんスよ？！｣とメガネをずらしてキャンキャン吠えるロウレス。
真昼と御国に｢落ち着けってロウレス。｣｢短気な男はモテないぞー。｣と言われてなだめられるが、更にイラつかせたらしい。
ロ｢逆に心配にならないんッスか？！今んとこコイツ悪いことしかしてねぇッスからね！！｣
ヨ｢悪いことって人聞き悪いなぁ…宝石に傷をつけるなんておこがましいにも程があるよ。｣
リ｢最悪、何かしようとしてもする前に助ければいいんだろ。｣
ロ｢でも…っ。｣
｢そんな心配しなくても大丈夫だよ。私弱いわけじゃないもん。｣
ロ｢それでもっス、宝石だろうがなんだろうが…Aは女の子でしょう？｣
｢いや女の子っちゃ女の子だけど…。｣
ロ｢それに好きな女の子一人守れねぇで何が男なんスか。｣
｢……え、好っ……？｣
そこに触れたのに驚いたのか、悪びれもなく｢は？好きってのは口に出さないと伝わらないでしょ…。｣とロウレスは呆れている。
クロも、｢それくらい普通だろ…｣と引いた目で見てくる。
これが英国暮らしの男なのだ。
好意は口に出して伝える、
好きだと思えば隠さずに言う。
それが、海外を渡り歩いてきたロウレス…もといサーヴァント達の恋愛価値観。
純日本人であるAと真昼からすれば、全くついていけないのだが。
こっちの方が引きたい気分である。
｢まひっ、真昼…私がおかしいの……？｣
真｢いや、そんな事ないぞ。おかしいのはあっちだ。｣
ク｢失礼な…好意は口に出すのがシンプルだろ……。｣
.
続く (更新停止中)
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中村千尋(プロフ) - 更新頑張って下さい!!とても続きが気になります (2019年5月19日 21時) (
レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 悠希さん» ォア”ア…夢主ちゃん褒められること中々ないので、凄く嬉しいですっ…こちらこそこれからも飽きずに読んでやってください！ (2019年3月14日 11時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
悠希(プロフ) - 夢主ちゃんのふとみせる純情さがとても可愛いです！更新頑張ってください！ (2019年3月13日 13時) (レス) id: a3d85731e7 (このIDを非表示/違反報告)
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