【SERVAMP】バイオレンス系女子ってやつです。 【愛され】

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ここにいる顔ぶれを、Aはほとんど知らない。

今分かっているのは、

白服の人達は自分を狙っている事、
その人達から真昼達は守ろうとしてくれた事、

そして、そのどちらの味方とも言えない白服から助けてくれた帽子の人と紙袋の人。


助けてくれたのは有難かったので、｢あ、ありがとうございます…。｣と振り返って紙袋の人に言う。

口下手なのか、こくっ…と頷いて返事をしてくれた。

紙袋の人は、ゆっくりと下に降りると Aを姫抱きしたまま帽子金髪の横に立った。



狼｢あ〜りゃりゃ…また厄介な人が来ちゃったね〜。｣

真｢御国さん！！｣

園｢…っ。｣

国｢久しぶりだね真昼君。御園にリリィも。…あぁあと吊戯さん。｣

リ｢お久しぶりですね御園。｣

狼｢久しぶりぃ！｣

｢あのー…久しぶりの再会の所 申し訳ないんですけどね…私どうすれば…？｣

国｢そうだなぁ…なんにも知らない君に説明するとね、この白服たち…C3って言うんだけど。この人達は君の事を狙ってる。捕獲だ捕獲。｣

弓｢人聞きの悪い言い方するなよ。｣

国｢でー、俺は単純に”吸血鬼の宝石(ｻｰｳﾞｧﾝﾄ ｴﾒﾗﾙﾄﾞ)”が気になったから見に来たワケ。｣



けたけたと人を嘲笑うような笑い方で笑う。

この人 顔はかっこいいしモテそうといえばモテそうだが、多分性格が悪い気がする。

なんとなく察した。


そんなことはおいておいて、御国が言った｢吸血鬼の宝石(ｻｰｳﾞｧﾝﾄｴﾒﾗﾙﾄﾞ)｣。

それだけが妙に引っかかった。

多分 Aのことを指しているだろうが、そんな異名がついてるなんて聞いてない。


一言 言うことが出来るのなら、









｢そんな厨二病みたいな…もうちょっとマトモな名前無かったワケ…？｣


ク｢え、そこ………？｣




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