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隣の部屋の窓からひょこっと出てきていたロウレスは、｢あー眠い眠い。夜は冷えるし、Aも早く寝るっスよー｣と言って部屋に入っていった。
｢根はいい奴なんだよなー…｣なんて思いながら、Aも部屋に戻る。
ちょっと体温が残っている布団に手をかけて、寝転がる。
ロウレスを思い出しながら、おもむろに絆創膏が貼ってある噛み跡のところを触った。
｢…ちょっと照れるわー……。｣
顔が赤いことは、夜に隠して。
・
・
翌日。
｢………！｣と、ぼんやり名前を呼ばれたような気がして、うっすら目を開ける。
恐らく襖の向こうから名前を呼んでいるのだろう。
寝ぼけながら｢どーぞー…｣と返事をする。
案の定、襖の開くｽｽｯ…という音が聞こえた。
真｢いつまで寝てるんですかっ…って…ちょ、全然どうぞじゃねぇじゃん！！｣
｢うｯるさいなぁ…。｣
御｢なっ、なっ…何だこの破廉恥な女は…！！
城田、本当にこいつが吸血鬼と関係あるのか？！｣
ロ｢こりゃまたセクシーショットっスね…。｣
リ｢どんくさいなこいつ。｣
｢んーんー…もうちょっと寝かせてよ…久しぶりにゆっくり寝てんだから……。｣
真｢おい！起きて下さいって！そんでその浴衣直してください！｣
｢あー…下着？見たいなら見れば…。｣
そう言って布団に抱きついたまま一向に動かないA。
色欲の二人、有栖院御園とスノウリリィもはるばる来ているというのにこの調子だ。
一度気持ちのいい睡眠をとると、体が痛くなってもいいから最後の最後まで寝尽くしたい気分になる。
今更 下着で恥ずかしがるような事も無いし、布団は洗い立てで気持ちいいし。
さぁもう一睡しようか、
真｢やっちゃっていいですよリヒトさん。｣
リ｢あぁ。｣
｢ぁぁあ！！リヒト私の布団返して！！！｣
もう一睡は出来そうにない。
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中村千尋(プロフ) - 更新頑張って下さい!!とても続きが気になります (2019年5月19日 21時) (
レス) id: a991a170a0 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 悠希さん» ォア”ア…夢主ちゃん褒められること中々ないので、凄く嬉しいですっ…こちらこそこれからも飽きずに読んでやってください！ (2019年3月14日 11時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
悠希(プロフ) - 夢主ちゃんのふとみせる純情さがとても可愛いです！更新頑張ってください！ (2019年3月13日 13時) (レス) id: a3d85731e7 (このIDを非表示/違反報告)
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