音駒のアイドルマネージャー【HQ】

episode 12 ページ13

you side


《部屋に戻る途中》


雀田「お風呂気持ちよかったー」


清水「ほんとだね。それに楽しかった」


潔子ちゃん。さすがに尊いって。


谷地「...？Aちゃんスマホなってるよ？」


あれ。ほんとだ


『ほんとだ、仁花ちゃんありがと！』


しかも電話...？


急いでスマホを開くと


電話の相手は《猫又監督》だった


...何かやらかしたっけ？((


『ごめん！ちょっと電話出てくるね』


白福「りょーかい」



ーーーーーー


電話の内容は"食堂に来て欲しい"との事。

声のトーンからして大体話の内容が分かった。


『猫又監督。』


やはりいつもの猫又監督とは違う


冷酷な雰囲気が漂っていた。



猫又「A。今日遅れた理由には大体察しがつく」


私は息を呑んだ。


何も言葉が出なかった。


猫又「何か辛い事があるなら相談しなさい。きっと力になる」


きっと全部お見通しだ


でも


『あはは。でも、もう全部大丈夫です』


不自然な笑顔にならないように

計算された角度で口角を上げる。




ねぇ。クロ、研磨。



計算された笑顔を張り付けて、

平気で嘘を吐く私は


確かに









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本物の“アイドル”だね

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