__国民の妻__

ナム3 ページ6

you side





急遽MCに抜擢されたわたくし。





さっきリハが終わり、今は楽屋で休憩中。




音楽番組のMCは初めてで、バラエティとかのMCとかとは全く似ていなくて苦戦苦闘中。





今も台本を睨んでいます。






と、いっても



私の集中力は3歳児並みですぐに飽きてしまいます。()




携帯いじってパク・ソジュンさんにカトクを送ってみるが返信なし。



忙しいのかな。







あ、楽屋挨拶に行こう。





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楽屋挨拶に行こうと出てきたのはいいが、局が広すぎてどこからどこまでか分からない。



ああ、三十路ってほんと嫌。←



出るのは溜息ばかりで肝心の足は全く進みません。




仕方なく、マネージャーに電話をしようかと前を向いた時…






目線の先にはいかにもアイドルの格好をしたナムジャさんが。





背中しか見えないので顔はイマイチ分からんが(顔が分かっても誰だかは知らん)



右手に紙コップを持ち、歩こうとするので楽屋に戻るのかも。







おぉ！！この人について行こう！！





と、まるでストーカーのようにコソコソとついていくのだった。

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