目指すは鬼殺隊ハッピーエンドじゃぁぁぁ！！ (ページ42)

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３７．名前を考えようページ42

「で、今回の任務だが、この町では旅人や放浪者ばかりが消えているらしい。」

「旅人や放浪者ばかり、日の光を避けられてかつ人を密かに襲える。それなら宿とか宿泊のできるところがやっぱり怪しいかも。」

「うむ、俺もそう思う。そこですでに怪しそうな宿を絞ってある。慈善活動という名目で旅人や放浪者など身元がはっきりしないものでも無償で宿泊をさせる宿があるらしい。」

「なるほど、」

「そこに俺たちで潜入捜査をしようとおもう。」

「潜入捜査、、、」

「そうだ、俺たちは身寄りのない子供に扮して宿に潜入捜査する。」

「そっか身寄りのない子供、慈善活動を名目にしている場所なら断れない！」

「そういう事だ！では、目的の宿に向かおう！！」

「ちょっと待って！もしかすると、向こうもこっちを警戒してる可能性がある。」

「というと？」

私は今回が初任務ほぼ名無しの隊士だが、

杏寿郎は今回が初任務ではない、それに煉獄家は名家、

鬼が認知していなくとも、人が関わっている場合認知をされている可能性もある。

そうはなすと杏寿郎は

「なるほど！」

と納得をしてくれた。

「そこで、お互い偽名を名乗るのはどうかな？そうすれば身寄りのない子供じゃないと気づかれても身元がすぐに割れる心配もない。」

「確かにそれは名案だ！！」

こうして私は凛、杏寿郎は杏とそれぞれ名乗ることにした。