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25.異形 ページ29

錆兎side

怪我をした義勇の手当てが終わり、気づくとAは苦戦しているのか

戻っては来なかった。

「すまない、そこの君。義勇を頼む。俺はAの援護に行く。」

義勇に呼び止められたが、このあたりの鬼はすでに三人で狩りつくした。

俺と来るよりも彼に任せておいたほうが安全だろうと思いそのまま置いてきた。

ずいぶん遠くまで引き離されたのかAが全く見つからなかった。

すると近くから助けを呼ぶ声が聞こえ、向かってみるとなんと

異形の鬼がいたのだ。

異形の鬼は全身が手で覆われていて、図体もほかの鬼とは比べ物にならないほど

大きかった。

一瞬怯んだが、少年に向けて伸びた手を水車で切り落とし、間に割って入った。

すると異形の鬼は俺を見るや、にやにやと笑い

「やっと来たな、俺のかわいい狐」と言った。

「なんだと?」

「お前鱗滝の弟子だろう?俺は決めているんだあいつの弟子は全員殺.すと。その狐の面目印なんだよ。俺は鱗滝が掘った面の木目をおぼえている。あいつがつけていた天狗の面とおなじほりかた。厄所の面といったか?それをつけているせいでみんな喰われた。みんな俺の腹の中だ。鱗滝が殺.したようなもんだ。くふふふ。」

「ふざけた真似を!!」

俺は怒りでどうにかなりそうだった。

鱗滝さんが今までどんな思いでいたのか。

俺たちがどんな思いで兄弟子たちを見送ってきたのか。

こいつだけは絶対に許さない!!

俺は手を切り伏せながら、一気に距離を詰めて

異形の鬼の首を切りにかかった、しかし振った刀は首に当たると

ぱきんと折れ、次の瞬間俺の視界には異形の鬼てしか映らなかった。

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作者名:さきた | 作成日時:2020年2月28日 19時

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