18.課題!! ページ21
「〜〜きろ、〜〜い、起きろ!おい!起きろ!!」
「うぇぇ!?何事!?」
「たっく、いつまで寝てんだ」
「あ!獪岳おはよう!」
..
「さっさとしたくしろよ、姉貴。」
「獪岳起きるの早すぎじゃn、、、って、え!?今!!姉貴っていった!?姉貴って言ったよね!?」
「、、、んだよ、お前がそう呼べっていったんだろ。支度しないなら置いていくからな。」
「えぇ!まってよ!獪岳ー!」
朝餉の後はいつも通りの山駆けからだけど、ここに今日からおもりを加えた。
実際に鬼と戦って分かったとこがある。それは筋力不足。
鬼の首を切ったとき早さ重視だったとはいえ半分程度しか切れてなかった。
前回は悲鳴嶼さんに助けてもらったからどうにかなったけど、これが最終選別だったら、
手鬼だったら私は万全であったとして切れるのだろうか?そんな不安がぬぐい切れない。
私は早く強くならないといけないのに、こんなところでつまずいている暇ないのに
早く、早く、早く!!強くならなきゃ!!
するとそんな私の思いを見透かしてなのかじいちゃんが
「のぉAよ、お前は何をそんなに焦っているんだ?」
「え?そうかな?そんなつもりないんだけど。」
「嘘をつかずともよい。ここ数日の山駆け、限界までおもりをつけて行っておったな。」
「いや、それは、、、、」
「そんなに儂には話せないことなのか。」
「、、、、、、詳しいことは言えない、、、けど、この先、あと数年で鬼との戦いが激しくなるの。そのせいで多くの人が死ぬ。でも、私はそれをどうしても阻止したい。だから私は強くならないといけないの。」
それが私がこの世界に来た意義だから、
「それは己が傷つき死んだとしてもか?」
「うん。」
するとじいちゃんはあきらめたようにため息をつき
「わかった、だが、決して己の身を投げ出すようなことはするでない。そう儂に誓えるか?」
「それって!」
「あぁ、儂の知り合いに鱗滝左近次という男がいる。」
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作者名:さきた | 作成日時:2020年2月28日 19時