15.弟弟子ができたどー!! ページ17
「それで話は変わるが、今日からお前に弟弟子ができるぞ。」
「弟弟子?」
「そうじゃ、おい、入ってこい。」
「はい。」
そう言ってふすまを開けて入ってきたのは獪岳だった。
獪岳はあの日お金を盗んでお寺を追い出されたらしい、行くところもなく山をさまよっていた
ところあの鬼と遭遇したらしかった。
あの後獪岳は女の子を寺まで無事連れて行ったことで、
もう一度一緒に住まないかといわれたが本人も居心地が悪かったのか断ったらしい。
で、私が病院で入院している間にいろんな人に聞きまわりながら、じいちゃんの家を探したんだそうだ。
「どうして弟子に?お寺にいたほうが安全なのに。」
「別に俺は安全を求めてるわけじゃない。それに俺は惚れたんだ。」
惚れた?え?今惚れたっていったよね?何に?もしかして私!?
「お前の繰り出したあの技に。」
あっ、はい、そっちですよね。はい。知ってましたー!別に期待なんてこれっぽちもしてまてーん!
でも、困った確か原作だと善逸は壱の型しか使えなくて獪岳は壱の型以外が使えるようになるはず。
それなのによりにもよって獪岳が壱の型に憧れるなんて、あの状況だったとはいえ
早さ重視の壱の型以外もっと考えて技を使うべきだったのかもしれない。
まぁ過ぎたことは仕方ない、これからのことを考えなくちゃ!
「じゃあこれから私のことはおねぇちゃんって呼んでいいからね!」
「、、、、、」
「え、さすがに無視はやめてぇ?」
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作者名:さきた | 作成日時:2020年2月28日 19時