７９.教室での会話 ページ42
今日の兄貴、なんか機嫌わりぃ。
いつもよりかなり辛い練習を終えて、俺らは帰るところだった。
怜治「今日の静馬、機嫌悪かったよね」
やっぱりAちゃんのことが原因かなぁ、とつぶやく怜治さんに、
遊馬「そっすねー」
と答える。
つまりはそのせいで、俺らはとばっちりを受けたわけだ。
いつもならこれだけ練習すると、
静馬「オーバーワークですよ！」
とか言って怒られるんだけどな。
遊馬「言ってることが、矛盾してるし」
やべぇ。家帰ったらソッコー寝るわ、コレ。
遊馬「ってあれ？」
怜治「どうしたの、遊馬」
遊馬「教室に宿題忘れてきちまったみたいっす」
怜治「わぁ。やばいね、それ」
楓「遊馬さんはバカなんですから、宿題忘れたら相当やばいですよ」
なぜか余計なことを言いに、楓が会話に加わってきた。
遊馬「よけーなお世話だ！ちょっと取ってきます」
怜治「いってらっしゃいー」
’
’
’
遊馬「思い出してよかったぜ。・・・って、ん？」
こんな時間に教室に誰かいる？
愛華「私の・・・」
この声。
近藤か・・・？
A「・・・まだ・・・」
それに、Aも？
まさか、近藤の奴、また何かする気じゃあ・・・
愛華「私の勝ちよ。A？」
A「こんな手を使って静馬先輩を振り向かせて、嬉しいの？」
愛華「なに偉そうにそんなこと言ってんの？負け惜しみ？」
A「納得がいかないだけだよ」
愛華「諦め悪いのね。見苦しいって言われるわよ」
A「愛華のやり方が卑怯すぎるんだって！」
・・・この会話・・・？
近藤も懲りねえな。
あんな風にAを痛めつけといて、まだ迫るのかよ。
・・・でも、これは。
チャンスかも・・・だな。
この会話を兄貴が聞けば、何とかなるかもしれねぇ。
遊馬「よし・・・」
兄貴に連絡を・・・！
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蒼(プロフ) - …高校離れたから、もうだいぶ会うことも少なくなったけどね。 (2016年7月12日 21時) (
レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 蒼さん» 確かに、こんな人本当にいたらかなり疲れそう・・・ファイト！ (2016年7月11日 7時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - マジで大変なんだからね、付き合うの。 (2016年7月11日 6時) (レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 蒼さん» ｗｗｗそう言うと思った！言ってみただけだよ〜ｗ (2016年7月7日 16時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 会わないほうがいいと…(-_-;) (2016年7月6日 22時) (レス) id: 845aea6d7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫奈 | 作成日時：2016年4月20日 9時
