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『そろそろだなってお姉さんにも挨拶してたとこだよ。もうやめるから、オッパが嫌だと思うまでしつこくしてごめんね、
オッパはもう前を向いてるもんね、私ばかり未練たらしいね、』
『私が変に巻き込んだせいでオッパの人生を狂わせてごめんなさい。それから、
好きになってごめんなさい』
話してる途中でずっと我慢していた涙が溢れて私の顔はぐちゃぐちゃだったと思う
『もうやめるから、もう、忘れます。だから、オッパも忘れてください。私たちは何もなかった』
私の言葉に何も言わないオッパ
このままここにいたらどうにかなってしまいそうでじゃあ、と声をかけてオッパに背を向けた
やっと会えたのに、と言う気持ちとこれでいい、と言う気持ちが連鎖して頭がパンクしそうだ
さっき散々泣いたくせにまだまだ溢れる涙
・
『、っ』
歩き出そうと一歩踏み出せば後ろにぐいっと腕を引かれた
『なん、で、?』
私の腕を掴むオッパの顔は私と同じく、いやそれ以上に涙でぐちゃぐちゃだった
・
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ぷよ(プロフ) - pcmtpokさん» コメントありがとうございます😭そう言って頂けると本当にありがたいです!個人的に私も大好きなお話なので、、笑 (2021年10月25日 17時) (レス) @page39 id: 5c437d9434 (このIDを非表示/違反報告)
pcmtpok(プロフ) - すごい…好きでした…語彙力が足りません笑 (2021年10月25日 14時) (レス) @page37 id: 3d87e6b98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷよ | 作成日時:2021年10月10日 18時