32 ページ32
JK「、どういうこと?」
『オッパは、悪い人じゃない』
JK「何言ってんのかわかってんの?そいつは人を殺したんだよ。それにミヨン、お前はその犯人を匿ってるの。犯罪だよ」
過ちを正せというかのように優しく私に歩み寄るジョングク
『やめてってば!何も知らないくせに勝手なこと言わないでっ、テヒョンイオッパは私の全てなの!私からっ、私からテヒョンイオッパを取らないでよっ、、っ』
そこまで言ってハッとすればジョングクは悲しそうに俯いた
それも束の間、次はテヒョンイオッパの前に立った
JK「あんたもですよ、自分が何したかわかってます?父親殺すなんてどうかしてます。育ててくれた恩を仇で返すんですか?その上関係ないミヨンまで巻き込んで」
オッパは相変わらずジョングクのことを見つめていた
TH「じゃあ、逆に聞くけどお前はなんで今更正義のヒーローぶってんの?横にこんなんになってる女の子がいるというのに何もできてやいないじゃん。お前は一度でもAのことを救ったの?」
JK「、A?」
ジョングクの中での私はミヨンだから驚くのも無理はない
TH「Aがこんなに苦しんでいても自分には関係ないって?お前にはたくさん助けてくれる人がいたかもしれないけどAにはお前しかいなかった。違う?」
顔色ひとつ変えずに言葉を並べるオッパ
急にジョングクが肩を揺らし始めるから何かと思えば目にたくさんの涙を溜めていた
・
385人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷよ | 作成日時:2021年10月8日 1時