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【 Taehyung. 】
TH「…あ。」
昼休憩も終わり、会社で仕事をしていると、ジミンから電話がかかってきた。
まぁ、丁度いいか。
そろそろコーヒーでも飲もうかと思っていたし。
自動販売機で缶コーヒーを買い、屋上へと出る。
着信履歴の一番上にある�爛僖�・ジミン�瓩鯀�んでタップする。
１コールも鳴り終わる前に、声がする。
[JM「ごめん、仕事中だった？」]
TH「いや、丁度休憩しようと思っていたところ。
ジミンも休憩？」
[JM「そ。予約と予約の間の貴重な休憩タイム。
今日はごめんね。急にAのこと頼んで。
予約が結構入っててさ。
Aはどう？」]
TH「医者を呼んでみてもらったら、風邪だろうって。
薬を飲ませたから大丈夫…だとは思う。」
[JM「そう。
普段熱が出さない子がたまに熱を出すと、結構酷いじゃん？
1人で寝かせとくのも心配だから、早く帰れたら良いんだけど。
この後も予約がびっしりでさ。」]
TH「大丈夫だと思うよ。今はソクジン先輩が一緒にいるから。」
[JM「…え？あのオタク先輩が一緒にいるの？なんで？」]
TH「俺がソクジン先輩に知らせた。Aが熱を出してるって。」
電話の向こう側から、�爐悄辞瓩覆鵑得爾醗貊錣法▲�スッと柔らかい笑い声も聞こえる。
[JM「テヒョン。俺、お前にチャンス作ったんだけど？」]
TH「よく言うよ。お前は全てお見通しだったろ？
俺に連絡しとけば、きっと俺ならソクジン先輩を呼ぶだろうって。」
ほんと、こいつは策略家だと思う。
全部を知りつくして、更には手のひらの上で転がしてそう。
ジミンが余裕のない表情を浮かべることなんてあるのかな。
TH「ジミンは、俺の味方？ソクジン先輩の味方？」
あの日と同じ質問をジミンにしてみる。
するとあの日と一緒。
�猖佑�Aの味方だよ�瓩覆鵑銅�信満々に即答するんだ。
俺とジョングクが喧嘩っぽくなって、Aを困らせていた日。
俺はジミンに誘われ、居酒屋へ行った。
Aに告白された時は、自分のAに対する気持ちも分からず、フッてしまった自分の愚かさに気付いた俺に、ジミンは笑って言った。
�犧９垢世茵�テヒョンは気付くのが遅かったんだよ。��
俺を励ますわけでもなく、でも諦めろと言うわけでもなく、俺の話を聞いてくれたジミン。
今もあの日と変わらぬ柔らかな笑みを、電話の向こう側で浮かべているんだろう。
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ゆい - めちゃくちゃ素敵なお話で、一気読みしてしまいました(;;) ソクジン先輩にキュン死させられてます… (2021年5月11日 0時) (
レス) id: 9d555a2920 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめここ(プロフ) - 初コメ失礼致します。更新嬉しいです！ありがとうございます。ソクジン先輩が甘すぎて甘すぎて甘すぎて、もう。何度読み直したか分かりません！！何回読んでもキュンし過ぎて心臓が痛いです。。。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 270c5251ef (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - ソクジン先輩、好きです。まじでキュン死します (2021年5月6日 23時) (レス) id: 9e694fc3ce (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - アカン、アカン ソクジンが可愛すぎてアカーン ♪(/ω＼*) だって、僕と一緒にいたいって言った … はぁ〜ん 好きっ (2021年5月5日 9時) (レス) id: 318f1c501f (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - キュンキュンし過ぎて、心臓が止まりそうです。(≧◇≦) (2021年5月5日 9時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年3月29日 21時
