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【 Seokjin. 】
シャワーの音って、こんなに危険だっけ？
Aさんがシャワー室に入って数分。
聞こえてくるシャワーの音に、先程から気持ちが高ぶって仕方がない。
今、Aさんはこの壁の向こうでシャワーを浴びている。
ポーカーフェイスは得意。
けれど、体の熱は隠せない。
考えないように、考えないように。
鞄からイヤホンを取り出して、耳に当て、大音量でゲームを始める。
ほら、こうすれば、シャワーの音なんて聞こえない。
それなのに、ゲームには集中できず、いつもなら秒殺の相手も、強敵へと変わる。
ああ、くそ。
こんなんで僕は、寝れるのだろうか。
風呂あがりの彼女を見て、更に、本能は彼女を欲する。
触れたくて仕方がない。
僕、結構我慢強くなったと思わない？
前の僕なら、今すぐ押し倒して、キスをして、彼女に触れて。
キスしたいと思ったのも、こんなに触れたいと思ったのも、初めてだ。
君は僕に、初めてばかり与えてくる。
我慢しろ、キム・ソクジン。
もう、彼女が傷つくことはしたくないんだ。
…そう思っていたのに、彼女はズルい。
『先輩は私と一緒に寝たって、何ともないんでしょ？』
あぁ、どの口がそれを言うんだ。
僕はこんなにも我慢しているというのに。
若干不貞腐れているように頬を膨らませている彼女が可愛くて、必死に抑えていたものも、プツリと音を立てて破裂する。
もう、我慢なんてするもんか。
我慢なんて、僕に合っていない。
JN「…で、普通、寝る？」
唇を重ねているうちに、眠りについた彼女。
気持ちよさそうに眠る彼女の顔に、どうしようもなく腹が立つ。
けど、憎めないんだよな、これが。
煽るだけ煽っといて、寝るんだ？
この体の熱をどうすればいい？
ほんと、彼女には振り回されてばかりだ。
寝巻が少しはだけて、鎖骨部分が露わになっている。
白い彼女の肌。
寝巻の襟を掴んで広げ、少しだけ肌の露出を増やす。
そして、その白い肌に自分の唇をくっつける。
少し吸い付いてやれば、眠っているのに甘い声を漏らした。
あぁ、この人、危険だ。危険すぎる。
最後にペロリとその部分を舐めて顔を離す。
味なんてしないはずなのに、甘ったるく感じる。
これだけで済んだんだ。
良かったね？
JN「…寝れないな。ゲームでもするか。」
ベッドを抜け出し、また、イヤホンを耳にした。
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ゆい - めちゃくちゃ素敵なお話で、一気読みしてしまいました(;;) ソクジン先輩にキュン死させられてます… (2021年5月11日 0時) (
レス) id: 9d555a2920 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめここ(プロフ) - 初コメ失礼致します。更新嬉しいです！ありがとうございます。ソクジン先輩が甘すぎて甘すぎて甘すぎて、もう。何度読み直したか分かりません！！何回読んでもキュンし過ぎて心臓が痛いです。。。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 270c5251ef (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - ソクジン先輩、好きです。まじでキュン死します (2021年5月6日 23時) (レス) id: 9e694fc3ce (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - アカン、アカン ソクジンが可愛すぎてアカーン ♪(/ω＼*) だって、僕と一緒にいたいって言った … はぁ〜ん 好きっ (2021年5月5日 9時) (レス) id: 318f1c501f (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - キュンキュンし過ぎて、心臓が止まりそうです。(≧◇≦) (2021年5月5日 9時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年3月29日 21時
