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『先輩は私と一緒に寝たって、何ともないんでしょ？
ヒョナさんとは違いますもんね。
どうせ、私は犬ですよ。』
JN「犬？
よく分からないけど、別、ヒョナを抱きたいと思って抱いたことは無いよ。
いつもヒョナからだったし。
自分からしたいと思ったことなんて無い。」
『…なんか、それはそれで最低ですね。』
JN「僕とヒョナのそれは、ただのスキンシップみたいなものだったんだよ。
僕も若かった。ただ、それだけ。」
ほう？ただ、それだけ？
ただのそれだけなのに、私に対してはムラッとくることは無いんだ。
へぇ。そうですか、そうですか。
今度は私が寝がえりを打ち、ソクジン先輩に背中を向ける。
JN「…なんともないわけ、ないでしょ。」
そんな小さな呟きが、背中の方で聞こえる。
JN「僕がAさんとこうやって一緒にいることに、何も思わないと思う？」
『思わないでしょ？
だから、普通でいられるんです。』
JN「普通？これが？
よく言うよね。
僕がどれだけ我慢していると思ってるの？」
私の肩を掴み、仰向けにさせられる。
そして、肘をついて少し体を起こした先輩の唇が、上から降って来る。
いつもの甘いキスに、胸がキュッとなった。
少しだけ苦しそうに眉尻を下げた先輩の表情。
また、先輩の新しい表情を見た。
JN「僕をこういう風にしたのは、Aさんだ。
そろそろ、責任を取ってくれてもいいんじゃない？」
『何のことですか？』
JN「僕はもっと、Aさんとキスがしたい。」
甘い吐息とともに、キスが落とされる。
１回、２回…。
次第に長くなっていくキスに、頭はボーっとする。
いつから、先輩のキスに抵抗心がなくなったんだろう。
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先輩には、ヒョナさんがいるのに。
私は、テヒョンが好きなのに。
ベッドの上。
ソクジン先輩の体の重みも少しだけ感じながら、私は再び目を閉じた。
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ゆい - めちゃくちゃ素敵なお話で、一気読みしてしまいました(;;) ソクジン先輩にキュン死させられてます… (2021年5月11日 0時) (
レス) id: 9d555a2920 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめここ(プロフ) - 初コメ失礼致します。更新嬉しいです！ありがとうございます。ソクジン先輩が甘すぎて甘すぎて甘すぎて、もう。何度読み直したか分かりません！！何回読んでもキュンし過ぎて心臓が痛いです。。。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 270c5251ef (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - ソクジン先輩、好きです。まじでキュン死します (2021年5月6日 23時) (レス) id: 9e694fc3ce (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - アカン、アカン ソクジンが可愛すぎてアカーン ♪(/ω＼*) だって、僕と一緒にいたいって言った … はぁ〜ん 好きっ (2021年5月5日 9時) (レス) id: 318f1c501f (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - キュンキュンし過ぎて、心臓が止まりそうです。(≧◇≦) (2021年5月5日 9時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年3月29日 21時
